なんだかHA-1Aの「真空管早死に疑惑」を感じてきたので、真空管用の放熱フィンをと思ったんですが、市販のものは高いので自作することにしました。
用意するのはジュースなどのアルミ缶と板（アルミの直定規のような）、手袋、万能バサミ（金属が切れるもの）、ペンチ。試しに適当に作ったら350ml缶１つで直径2cm、高さ5cm程度のEL84タイプまでの真空管をすっぽり覆える放熱フィンが２個作れました。
缶の上下を切り離して胴の部分を使います。大体、幅97mm、長さ207mm程度取れるのでそれをさらに半分の幅にして48x207mm程度にして加工します。縁をまっすぐにするには写真用のカッターがあると便利です。
これを6mmごとに山と谷になるように折り曲げていくと最後に3mm程あまります。蛇腹のようになったものを真空管に被せるために円筒状にしてあまった3mmをしっかり折り曲げて引っ掛けます。アルミテープなど貼るとしっかり固定できます。
ところで作ろうと思い立ったときに空のアルミ缶が手元に無かったのですが自販機の空き缶入れから拾うのも恥ずかしく、100円ショップのキャンドゥで２缶で105円のジンジャーエールを買ってきました・・・まずい。味そのものよりもトイレの芳香剤みたいな安っぽい香料に思わずウェェ・・・。とても飲めたものじゃないので中身は捨てました・・・空き缶拾ったほうが良かった(^^;)
とりあえず２個作って増幅管（12ax7、12au7）に被せました。もしかしたら出力管の熱でやられてるんじゃないかと思ったもので・・・。しばらく様子を見ます。
