Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ちょっとしたメンテナンス その2


模型店タミヤミニ四駆用のチタン配合グリスとセラミック配合グリスを買ってきたので、CDプレイヤー KENWOOD DPF-7002を再度分解してしかるべき場所のグリスアップをしようと思いました。


まず、電源を入れてトレーをオープンにした状態で電源オフ。カバーを外して(このとき2mmの六角レンチが必要)前回同様、ケーブル類と基板を外してから、ちょっと気が付いたのでRCA出力につながっている細い線を捻って電磁波吸収テープを細切れにしたもので4箇所ばかり止めました。


次に、オープン状態にしたトレーの前面カバーを下部に3箇所あるツメを浮かすようにして上部にスライドさせて引き抜きます。このカバーはプラにアルミを被せてあるようです。


本体の前面アルミパネルは底部のネジ4本を外して上面と側面でプラ・パーツに引っかかっているツメを浮かして外します。LCDパネルが剥き出しになりますので傷つけないようにプラ・パーツ側面のシャーシに固定しているネジを外して、底面のツメを浮かして外します。


CDドライブの黒いカバーのネジを外して開けると・・・なんと髪の毛が一本、グリスまみれになったものがありました。前の持ち主のものか、私のか分かりませんが・・・開けてみて良かった。グリスもトレーのガイドになるシャフトのものでしょうか途中にあるスプリング部分に白い練乳のようにゴッテリたまっています。これを爪楊枝で掬い取って無水アルコールで拭き、タミヤのチタン配合グリスでシャフトやギアなどをグリスアップしました。


ピックアップのレンズも一応無水アルコールをしませた綿棒で拭いましたが、もともとあまり汚れていないみたいでした。斜め上からライトをあてるとレンズには無色の部分とブルーのコーティングのような部分がありました。ひょっとして無水アルコールで拭かない方が良かったかな?と思ったんですが・・・やっちまったものは仕方がありません(^^;)


ここでレンズの円周部分を黒いペンで塗りたかったんですが・・・いや実際、0.5ミリの顔料インクのマーカーで縁を塗ったんですが、ピックアップの手ごたえが実にデリケートだったので怖くなって円周の1mm幅くらいで止めました。これくらいじゃ良くも悪くも影響ないでしょう。


ピックアップのレーザーのゲインやサーボなどの微調整したかったのですが、これも危なっかしいので止めておきました。へたれです(^^;)もう少し読み込みが怪しくなってきてからピックアップの交換前にでもやろうかと。何せ、中古としてはかなりの値段で入手して4ヶ月経つか経たずですから。

組み立て時にはちょっとおまじないでネジ部分にはナイロン・ワッシャを付け、水晶発振子は表面の文字をメモってから電磁波吸収テープで全体をくるみました。


組み立て後、正常動作を確認。めでたし、めでたし?


ついでにSTAX SRM-313のカバーを開けました。これ昨年前の持ち主が購入したというものを中古で買ったのですが、基板が縦になっているモデルでした。最近のは基板が水平になっているそうです。縦型だと不都合があるんでしょうか?どうなんでしょう。


ヒューズを発見。長さが31.8mmのタイプのようです。キャップ部分に1.5Aと読めました。しかし、このヒューズ、中の線がまるでナイロン・テグスのように見えて普通と違うような感じがします。ISOCLEAN POWERのものと交換して良いものやら・・・。


いちおう、キャップをメガネ拭きクロスで拭いてからCAIGのG5を塗っておきました。