CG映画「海のオーロラ」というのは出来がアレだったそうですが、もしかしたら某マルチメディア系専門学校が1億円で作ったというのが話題だった何とか言う(タイトル全然思い出せない)フルCGアニメのような感じだったんでしょうか。
1億の方はTVでちらっと見たとき声優が三石琴乃さんだったのに驚いた記憶がありますが、思い違いかも?
さて、演奏はお馴染み天野正道指揮のワルシャワ・フィルなので「GR」の天野正道らしいオーケストレーション聞き応えあり、ではありますが・・・1992年発表の「ジャイアント・ロボ THE ANIMATION」のサントラ集(1998年まで足掛け6年)完成から2年後の2000年の「海のオーロラ」は、残念ながらその焼き直しにしか感じられない部分も多く、もどかしい感じがします。天野正道の「ジャイアント・ロボ THE ANIMATION」サントラを聞いた後でウォルトンの行進曲を聞いたときのような・・・。
メインのモチーフがあまり面白くないというのが一番の弱点かも。
その上、曲の数が多い(平均的な「ジャイアント・ロボ THE ANIMATION」サントラの曲数のほぼ倍)せいで、途中で聴き疲れをしました(^^;)ボリュームがあるというのにバチあたりな文句かも知れませんが。
あと、録音時のノイズ?のようなザーっという音がかすかですが、何箇所かあります。(海が舞台だからって演出の波音というのでは無くて(エンディング曲は除く))