Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

HA-1Aでスピーカーを鳴らす


Cayin HA-1Aのスピーカー出力を試してみました。


スピーカーはBOSE 101 IT(Italiano)でスペースの関係上縦にしています。当然、エアロポートを上向きにして普段は、CDなど積んでいます(^^;)サラウンドのリア用も同じものなのでBOSE 101 ITは4本あることになります。オーディオマニアではないので、私にはそれで十分でした。ちなみにサブウーファーBOSE AM-033。センターはONKYOのD-057Cという小さいものです。 不満は、ONKYO D-057C。BOSE 101 ITと音が違いすぎますので何とかしたいのですが・・・。


HA-1Aのスピーカー出力はTriodeモードで各1.2W、Ultralinearで各2.2Wということのようなのですが、TriodeモードでもBOSE 101 ITを十分に鳴らせました。私の部屋で聞くにはHA-1Aの本体側のボリュームは11時から12時の辺りで本当に十分でした。しかも、AVアンプのmarantz PS5400と比べて良い音。いわゆるモヤモヤ感が無くてスッキリした伸びの良い音ってやつです。


それにしても、オーディオのインプレッションって難しいですよね。良くなったと感じるときは、たいてい上記のような表現が使われます。まぁ確かにそう感じるんですが、余程良い音か悪い音でない限り、その差は相対的なもので比較しないと分かりにくいんだと思います。機材を高価なもの、気に入ったものに変えるたび「モヤモヤ感が無くてスッキリした伸びの良い音」がある程度まで数段階続いて、次に個々の音質の比喩的な表現に変わってきます。「音の粒子」とか「絹のように滑らかな」とか・・・。


オーディオ関係の評論というのはだいたいこの調子で、音の表現を文章で行うのは難しいからある種の記号というか相互に理解できる定番の決まり文句を作り上げているんだろうとは思うんですが、このような決まり文句をとっかえひっかえ使っていくつも評論を書く人たちはよく飽きないなと、半ば感心、半ば呆れています(^^;)


それはともかく、BOSE 101 ITでも入力ソースしだいで良い音が出るというのが分かったのは嬉しいことです。全部のCDを聞き直したくなりました。


それと、UltralinearモードはER-4Sではホワイトノイズ多めでキンキンした音に聞こえますが、スピーカーやSTAX SRS-3030ではノイズはあまり気にならないので伸びやかな高音を楽しめます。ER-4SにはTriodeモードの軟らかいというか1枚フィルターがかかったような感じのほうが聞きやすいようです。