今日はうちのCeleron D 320 (2.40GHz Socket 478 (FC-PGA2,533MHz,L2 256KB,Prescott))のオーバークロックを限界まで試しました。オーバークロックはGIGABYTEのEasy Tune4で行いました。うちのマザーボードは、GIGABYTE GA-8IPE1000-Gで周波数の倍率(x18)を変えられないので、規定値のFSB=133MHzを変更します。規定値は133x18=2394MHz(2.40GHz)ですが、最近はFSBを156MHzにあげて2808MHz(2.80GHz)で「BfME」をしたりMPEG2をDivXにエンコードしたりしていました。
結論から言うと上限は残念ながら3.20GHzに届きませんでした。ベースクロックを177MHzに上げるとCPUのクロック周波数は177x18=3186MHzになりますが、リブートしてしまいます。そのリブートでもかなりの確率でXPの起動に失敗しますので(セーフモードでも)いったん電源を切らないとPCがまともに動きません。電源を切ると元に戻るのでメモリにエラーが生じているように思われます。このとき、DRAMはFSB=444MHzで動作していたはずです。CPUのFSBは708MHz(177x4)。
コア電圧をいじるのはさすがに怖いので・・・うちのCeleron D 320 (2.40GHz Socket 478 (FC-PGA2,533MHz,L2 256KB,Prescott))の限界は
M/BのFSB(ベースクロック) 176MHz、CPUのFSB 704MHz、クロック周波数 3168MHz
のようです。クロックだけあがってても安定動作しないと意味が無いので、ベンチマークやゲーム、動画圧縮などで試していかなければなりません。
今日のところは、ベースクロック 173MHz、CPUのFSB 692MHz、クロック周波数 3114MHzで3DMark 03、動画圧縮を行いました。
VGA(グラフィックボード) GIGABYTE GV-N59X128Dも、GIGABYTEのV-Tuner2で、規定値390,700を453,789にオーバークロックした状態で、3DMark 03(build 3.60)のスコアは
5475 (CPU 2.40@3.11 VGA 390@453, 700@789)
です。この値はCPUのオーバークロックで期待したほどのものではありません。規定値でのスコアは
4526 (CPU 2.40 VGA 390,700)
CPUのみオーバークロックした場合は
4842 (CPU 2.40@3.11, VGA 390,700)
5211 (CPU 2.40 VGA 390@453, 700@789)
当然かもしれませんが、3DMark 03ではVGAの性能を強化したほうが良い値が出ます。