現在のCPUはAMD Ryzen 5 3600(第2世代Ryzen)でメモリーはPatriot製のDDR4-2666ですが、せっかくDDR4-3200まで使えるようなのでCrucialのDDR4-3200を買ってみました。
CFD販売 Crucial (Micron製) デスクトップPC用メモリ PC4-25600(DDR4-3200) 8GBx2枚 CL22 288pin 無期限保証 W4U3200CM-8G
- 発売日: 2019/05/17
- メディア: Personal Computers
BIOSを何もいじらずに載せてみましたが、自動設定に任せるとFCLK 1333MHz、CLOCK 2666MHzになります。BIOSのデフォルト設定をロードしてみましたが変わらず。手動でFCLK 1600MHz、CLOCK 3200MHzに変更することで3200MHzで動作させることが出来ました。
しかし、3DMarkで定番のFireStrikeを走らせましたがメモリーを交換する前とほぼ変わらず。誤差の範囲ですが僅差で劣ってますorz
まあほぼ変わらずということで。当然というか「ガンダムオンライン」でも体感変わらず。
それより気になったのが、CPUのアイドル状態での消費電力と温度の上昇です。
マザーボードはMSI B450 GAMING PLUSでGAME BOOST機能でRyzen 5 3600を常に全コアを最大ブースト4.2GHzで動作させるとそうなっても仕方がないかなと思いましたが、Patriot製のDDR4-2666を2666MHzで使っていたときはアイドル状態の温度で40℃台だったのが、CrucialのDDR4-3200を3200MHzで使うと50℃台です。
GAME BOOSTを使っていると電源プランの変更が無効になるようで、例えば省電力で設定をプロセッサの電源管理で最大状態を50%にしていてもCPUの動作クロックは4.2GHzのままです。
で、問題はGAME BOOSTをオフにして電源プランを省電力やAMD Ryzen Balancedにした場合、以前ならCPUの動作クロックが変動してアイドル状態の消費電力や温度が下がるのが普通だったんですが、メモリーを3200MHzで動作させていると下がりません。
室温20℃でアイドル状態のCPUが54℃ってちょっと気に入らないですねぇ。
試しに、BIOSでDRAMの設定を自動にしてメモリーをFCLK 1333MHz、CLOCK 2666MHzで動作させるとアイドル状態の消費電力や温度が以前のようなまともな値に下がります。
うーん???
BIOSのMemory TRY IT!というメモリーOCの項目に「メモリーを2750MHz以上で動作させるとオーバークロック扱いになりCPU FANの速度が調整される」旨の説明がありますがこれのせいですかねぇ?Memory TRY IT!を使ったわけではありませんが、「メモリーを2750MHz以上で動作させるとオーバークロック扱いになる」というのが気になります。
3200MHz動作でも性能向上が見られず消費電力と温度が上昇するだけなら、当然2666MHzで使います(^^;)でも、これじゃあ買った意味がない・・・。
Patriot製のDDR4-2666と一緒に使ってメインメモリを32GBにして使いましょうか・・・でも、そんなに必要ないんだよなぁ。RAMディスクにでもするしか。
ただDRAMを4枚挿しにすると温度上昇対策が必要とか、下手すると動作が安定しなくなるとか別の心配が・・・。メーカーも違うし、どうなんだろう?でもやってみるしかないか。
でもちょっと面倒くさい(^^;)ああ買うんじゃなかったorz