Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

SAMURAI 7


SAMURAI 7 第1巻 (初回限定版) [DVD]
第2話「喰う!」見ました。第2話にして早くも多勢に無勢の乱戦シーンありで良いですね。オリジナル部分もまだ、原作のエピソード間の繋ぎにしか感じませんが、それはこちらの馴れもあるでしょう。


おお、旗だ。CGのようだけど「七人の侍」といえばこれ。音楽も良いですね。キクチヨのキャスト、「コング桑田」って誰だか知らないけど、良い感じ。声優っぽくないけど。


ところで、落下するキララ(キララにコマチって米にこだわりますねぇ)を助けるカンベエがエレベーターにしたことの意味が最初良く分からなかったんですが、スロー再生で分かりました。テンポの良い場面だけどもう少し分かりやすい絵を挿入すると良かったかも。壁側に切り傷を長く残し、刀の峰(背)が上の鋼材にしっかりと当たっているところを見せるとか。それとも、私の解釈が間違ってるのかな?


しかし・・・「農民」ですか。「百姓」とは言わないんですね。というか言えないのか・・・。「百姓」というのは身分の呼称で今は存在しなくとも、かつてはあったわけで映画「七人の侍」公開当時は「百姓」といえば意味するものはほとんどの人に明らかだったわけで・・・。


放送禁止用語差別用語とされる単語をあたかもないもののようなフリをせよというのは、言論統制されてるみたいで・・・情け無い時代になったものですね。


そもそも差別用語撤廃という考えには疑問があります。差別は言葉にあるのではなくて、それに伴う意味・概念、それを使う人間の意識の側にあるのだから、道具である言葉を使用禁止にしたとしても別の道具にその意味・概念が移るだけです。


「農民」という器に差別的な意味・概念が移されたら、次は「農民」という単語も使えなくなるんでしょうか?そうやって日本語は次第に貧しくなり日本人の感性は退化、萎縮していくような気がします。


「お百姓さん」とは言えるけど「お農民さん」とは言えません。