キャンプやサバイバル、遭難や被災したときなどにライターなどの着火器具が使えない場合、身の回りのもので火起こしできるように知識を得ておくといいと思います。
私が良さそうだと思ったのは、ファイヤーロール式発火法と火溝式発火法です。女性や子供、お年寄りでも比較的簡単に火起こしできるとされる方法です。
まずはショート動画で
youtu.be
より詳しくは次の動画で
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火口に使うのは、スチールウール(細い繊維状のふわふわしたもの)がベスト。ただあっという間に燃え尽きるのでより火持ちのする木片を刃物で削るなどして用意しておくべきかと思います。
「サラダ油ロウソク」
ついでにサラダ油をスチールの空き缶などに入れておき、紙の芯などを作って入れて火を移しておくと簡易的にロウソクやランタン代わりになるし、火種として重宝すると思います。これは私も台所で試しましたが、ツナ缶にキッチンペーパーを紙縒り(こより)のようにして芯にして火をつけたんですが、ツナ缶(内容量80gの缶)で4時間近く燃えてなかなか消えないので途中で消しました。長持ちします。
ただサラダ油は煤が多く出るので室内で灯火用の燃料として常用はできないですね。
これは非常に簡単なので動画も必要ないかと。
戯言
能登半島地震の被災者が集まる避難所で、暖房が足りなくて寒がってる人たちをニュース動画で見かけたんですけど・・・なんか・・・馬鹿げてるなと思いました。
まるで避難所という名の不便な施設に拘束されてるように見えるんですが。
野外で火を使ってお湯を沸かしたりとかしないんでしょうか?飲料としてではなく、お湯を入れたペットボトルやポリタンク、タライでも洗面器でも鍋でも数多く集めれば暖房代わりになるし、お湯を入れた容器を火傷しないように抱えて毛布をかぶれば暖はとれますし。
断水はしていても、雨が降りましたよね?雨水を溜めようとはしなかったんでしょうか?
野外で焚き火をしたり、他人の倒壊家屋から容器を持ってきたりが違法だからなんでしょうか?遵法精神は見上げたものですが・・・馬鹿げてる。
亀裂の入った道路を越すのにガードレールを外して脱出に使ったという話があって、それに対して違法だとか犯罪だとか言う人がいて、なんかおかしいなと思うんですけどね。うん、だから何?って感じで。
自分や誰かを守るために拝借が許される範疇というのがあるだろうと思うし、ダメだというならあとで弁償するなり罪を償うなりすればいい話ではないですかね?
法は法で守るべきだけど、法を破った際の償い方もあるでしょう。