先日、山梨県大月市で農作業中にツキノワグマに襲われて怪我した事件がありました。もう本州ならどこに現れても不思議はないですね。
Youtubeでクマ関連の動画はなるべくチェックするようにしてます。最近、気になったものを挙げてみます。
OSO18
(へんないきものチャンネル) 牛肉偏食で栄養失調だったOSO18
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本来、クマは雑食性で野生のクマは木の実や昆虫など食べていて動物の肉を好んで食べるということは無いそうですが、死骸を見つければ食べることがあると。
もしかしたら、OSO18が肉食化したきっかけはエゾシカの死骸だったかも知れない。増えたエゾシカの管理駆除の後始末がずさんで死骸を放置するケースがあり、OSO18とは別のヒグマがエゾシカの死骸を食べている場面が撮影されたりもした。
また、最近、北海道のエゾシカの養鹿場にヒグマが侵入して襲ったというニュースも。
news.yahoo.co.jp
ツキノワグマの肉食化への懸念
「衝撃映像 クマがシカをくわえる様子を撮影 クマの専門家は注意呼びかけ 秋田・鹿角市. 2023年10月25日 19時41分. 秋田県の鹿角市八幡平でクマがシカをくわえる様子が ...」
車道からガードレールを越えてクマがシカの死骸を咥えて運び去る様子を私も動画で見たんですが、元のサイトで見つけることが出来ません。
アーカイブ落ちしたのか、何か問題があって非公開になったのか・・・例えば撮影が最近ではないとか?
確か撮影は米田一彦さんだったはず。
車道を走行中に偶然撮影されたもので、場所からして交通事故にあったシカをツキノワグマが持ち去ったと思われます。
肉食傾向が強まれば、たまたま見つけた死骸を食べるだけではなく、捕食するようになるでしょう。そうなれば野生の鹿よりは柵の中の家畜、下手すれば人間も野生の鹿を追い回すより簡単に捕食できると学習するはず。
秋田十和利山クマ襲撃事件
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2016年、ネマガリダケ採集の人たちが襲撃されただけではなく複数のツキノワグマが犠牲者を食べていたという事件。一度でも人肉食をしたクマは人を好んで襲うようになると言われますが、この事件の後は同様の事件はこれまで起きていないので、駆除されずに生き残ったと思われるクマたちもいつかどこかで別の件で駆除されたのかも知れないと米田さん。
防御
唐辛子を嫌うのは確かなようです。やっぱりクマは鼻が弱点だと思うんですよ。クマが守りたいと思う部位。
だから、唐辛子成分のクマよけスプレーはうまく使えれば効果的でしょう。ただ、本格的なものは一本一万円以上するし使用期限があること、期限が切れたものの処分が面倒かもしれないこと。ほぼ一回限りの使い切りだということ。
それに射程距離約8mということは、クマに一瞬で詰められる距離なんですよね。風下の位置で使うと自分が浴びてしまうし。
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クマとの間に壁を作るつもりで一回短く噴射して、それを挟んでクマと対峙して落ち着いて本格的に噴射すればいいかもと販売者は言ってます。
それに代わるものかもしれないものとして・・・
パーソナルディフェンス・デバイスとして、ペッパーボールランチャーというペッパーの粉末を内包したペイントボールのようなものをCo2で射出するものがあって、これまでにも何度か買おうかなと思ったことがあるんですが、日本のAmazonで買おうとすると高いんですよね。
少し前まで、装弾数二発のものが2万5千円くらいで売られていたんですが、今日は見つからなかったです。
ペッパーボールそのものは、8個で9400円くらい。これをスリングショットで撃つというのはどうでしょうね。Co2ボンベって使い切りだし、万が一に備えてランチャーに装着しているとガスが抜けてしまって使えないんじゃないかという心配があるので。
まあこれもスリングショットの性能にもよるかも知れないけど軽いボールだろうから射程距離は10m未満だし、拡散するスプレーと違って身体そのもや足元など近くに当てて破裂させる必要があります。
さらに、いざというときに慌てず使えるかどうかは心構えと訓練が必要でしょう。ただ慣れ次第では手早く数発撃つことができるかもしれないですね。それが利点かな。
しかし、熊よけスプレーは強力なので、これまであったような催涙スプレーを列車内や人混みに撒くという迷惑行為が起きた場合は、ひどいことになりそうです(^^;)
また、定点に設置して獣害を防ぐものとして、「狼の尿」というものも売られていますね。効果あるんでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E7%8B%BC%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%A3%E3%81%93
20231030
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これを見て風の影響を受けにくいペッパージェルが良さそうだと思いました。対人用でもツキノワグマには有効らしくてヒグマにも有効なペッパージェル製品もあるそうです。私は、護身用に小型の対人用ペッパージェルを買ってあります。
20231031
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(20231112:動画を視聴できなくなっているので説明追記。TVのニュース系情報番組の一部で「アメリカのクマ博士に聞くクマ対策」といった感じのタイトルでした。アメリカには日本の数倍のクマ、アメリカクロクマ、ブラウンベア(グリズリー(ヒグマ))など生息しているが人身事故は少ない。クマと人間の間で問題が起きるのは人間側の対応に問題があると考えて対策をしている。クマに荒らされないゴミ箱、住居入り口の電撃マット設置など。)
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(動画内の医師は麻酔が速やかに効いてくれたと言ってましたが、その前に3度麻酔吹き矢が撃たれていたらしいです。体重によって効く量も違うし、まず興奮して動き回っていると麻酔が効かないと。)
アメリカのクマへの対応と日本のそれを比較してどうこう言うつもりはありません。
日本の場合、今年は特殊なケースかも知れないですし。ただ、学ぶべき点はあるだろうと思います。
20231103
北海道大千軒岳 3人を襲撃したヒグマは特別の興味や目的があって接近したのかも知れない
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北海道大千軒岳 死亡した20代男性?は損壊が酷く土がかけられていた
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このヒグマは最悪、人食いだった可能性がありますね。10月29日に入山した男性を襲って食害したあと埋めておいてさらに10月31日に3人の登山者を襲った、という事かもしれません。あるいは先に襲った男性の携行食に味をしめて3人の登山者のリュックなどを狙ったか・・・ただ男性の遺体の損傷がひどく、浅く埋められていたということからやはり目的は人と食料の両方か?
今年はサケ、カラフトマスの姿がほとんど見られないそうです
ヒグマ“激やせ”緊迫の北海道 記録的不漁 市街地に出没相次ぐ(2023年11月2日) - YouTube
(追記:20231202)犠牲者に生前に受けた傷があることからヒグマに襲われて死んだこと、近くに死んでいたヒグマの胃の内容物から犠牲者のDNAが検出されたことから食害を受けていたこと、そのヒグマが3人の登山者(消防士)を襲って撃退されたヒグマと同一個体であること、ヒグマが亜成体と言われる若いヒグマで栄養状態は悪くなかったことなどが明らかになりました。犠牲となった方へ哀悼の意を表します。
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動画の概要
「道南の福島町の大千軒岳で見つかった大学生の遺体は警察のDNA鑑定の結果クマに襲われて死亡したことが分かりました。今月2日、福島町の大千軒岳で北海道大学水産学部の4年生=屋名池奏人さんの遺体が見つかり、近くでクマの死骸も見つかっていました。警察がクマの死骸の胃から回収した人の下半身の骨をDNA鑑定したところ屋名池さんのものと一致したことから警察は屋名池さんがクマに襲われて死亡したと断定しました。
大千軒岳では先月31日、登山していた消防士3人がクマに襲われていて道や道総研などの現地調査の結果、屋名池さんを襲ったクマと同じ個体だったことが分かっています。」
クマ笛の使い方
冒頭に書いたような山梨県大月市の事件があったあと、近くの小学校では児童に熊鈴、熊笛(ホイッスル)が配られ、そのとき、熊笛はクマがいそうだなと感じた場所で吹き、実際にクマが見えた場合は熊笛は鳴らさずに静かに離れるように指導されたとのことです。
熊鈴や熊笛はクマに人間の存在と距離を知ってもらうために使うもので、クマと人間お互いが認知した状態で熊笛を吹いたり大声を出すとそれは威嚇とみなされて攻撃を誘発すると。
ただし、子連れの母グマだった場合、人が子グマに近かったり人が子グマと母グマの間に位置する位置関係だったりすると人の方が静かに離れるつもりがあっても攻撃を避けられない可能性が非常に高いそうです。
またクマに限らずサルもそうですが、本気の攻撃ではない威嚇の突進というものがあり、それで人の方が慌てて背を見せて逃げ出すなど本気の攻撃を誘発することもあり、クマに接近してしまった場合の対処に正解は存在しないと。
いや・・・正解は存在するけど、ひとくちで言えば「臨機応変」であり無事生還したならそのときに正しい対処ができていたということなんでしょう。
それと、人食い熊は熊鈴やラジオ、人の声などを頼りに接近してくるので地域のニュースは常にチェックしておくべきでしょう。
20231106
youtu.be
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冷静な対応が成功した例ですが、相手のクマが最初から興奮しておらず不意な遭遇でもなく、おそらくクマの方から様子をうかがいながら近づいてきたケースじゃないかと思います。
20231107
2023/11/04 「毎日来る」。クマの出没が相次ぐ町を緊急取材しました。取材班の5メートル先にもクマが現れました。緊迫する遭遇の一部始終を追いました。相次ぐ出没に騒然とする町の日常を追跡しました。 ■警察官も出動 騒然とする住宅街でのクマ出没 岩手県花巻市で、ベテランハンターにとっても経験したことのない事態が起きていました。 花巻市猟友会 藤沼弘文会長:「クマが民家に入ったということで来た。見ての通り、街のど真ん中なんです」 現場は住宅街にある民家で、隣には病院もあり、危険な状況です。 地元の猟友会が現場に到着してすぐに撮影した映像によると、体長1メートル以上のクマが民家の柿の木に登っていました。 警察官も出動し、騒然とする住宅街。 藤沼会長:「クマがいますから、いないでください。飛び出してきたら、やられるよ」 ハンターが、クマが目撃された民家の裏庭へ向かいます。警戒しながら、クマを確認しに行くと…。 藤沼会長:「(Q.見当たらない?)うん。逃げたな。隙間から逃げたんだね。でも、逃げてくれてよかった。居座れば、何とかしなきゃいけないから」 ■クマの噛み跡も…被害者男性の証言 今年、岩手県はクマによる人身被害が深刻で、42人と過去最悪のペースになっています。(11月1日時点) 番組スタッフも雫石町を走っていたところ、クマに遭遇しました。 民家の庭先で何かを食べているクマ。すると、遭遇したのは母グマと子グマです。撮影する車内からは、およそ30メートルの距離でした。 ツキノワグマは、母グマは子グマを守るため人間を襲う可能性が高く、特に危険と言われています。実際、佐藤誠志さんは今年9月、キノコ採り中に親子グマに襲われました。 佐藤さん:「これがキバの間隔ですね」 左腕を噛まれた痕が、今も残っています。 佐藤さん:「これ(杖)がなかったら終わり。なんの抵抗もできない。3~5秒くらいでやられる」 ■クマによる被害…住民生活の脅威 雫石町でも、今年4件の人身被害が発生しています。(11月1日時点) クマに遭遇した男性は、犬の散歩中に危険な目に遭いました。 男性:「散歩してると、いろんな動物に反応して、犬が確認することがあるんですけど、今回もそんな感じかなと様子を見たら、クマだった」 夕方、いつものように散歩中、突然犬が何かに反応しました。しきりに薮の中を気にしている様子の秋田犬。 次の瞬間、突然、やぶの中から攻撃態勢で飛び出してきた体長1メートルほどのクマ。男性は必死に大声を出し威嚇すると、クマはそのままいなくなり、九死に一生を得ました。 さらに別の日も、犬を警戒し、木の上に登ったクマ。今までもクマに遭遇したことはありますが、今年は特に多いと男性はいいます。 ■猟友会のパトロールでクマを発見 相次ぐクマの人身被害により、住民の生活も脅かされていました。 雫石町の隣に位置する滝沢市に住んでいる白石彩矢香さんを取材しました。小学6年生の娘・詩音さんは、およそ4キロ離れた学校まで自転車で通っています。 白石さん:「今年すごくクマが多くて、やっぱり危ないかなということで、できるだけ一緒に行っています」 朝と夕方の登下校時、万が一の事態に備え、保護者が持ち回りで付いていっているといいます。 今年、クマによる被害が拡大している理由を専門家は次のように指摘しました。 岩手大学農学部 森林科学科 山内貴義准教授:「ブナというドングリが不作になって低い標高にクマの行動域がシフトしている。クマの行動自体が昔よりもかなり大胆になって(目撃・被害)件数が増えていっているのでは」 人口の減少や高齢化により、山と人里の境界線が後退したことにより、人に慣れたクマが年々増えているといいます。 現場でクマと対峙(たいじ)してきた猟友会の藤沼会長は、別の要因を指摘しました。 藤沼会長:「イノシシの異常発生ですよ。イノシシが(餌を)全部掘って食べちゃう。クマの餌が全くない」 藤沼会長は、イノシシが大量に発生していることにより、クマの餌(えさ)となるドングリやクリなどを食べ尽くしていることも要因の一つだといいます。 取材中、何者かが食べ散らかした大量のクリを発見しました。定点カメラを仕掛けてみると、クマは映っていませんでしたが、4頭のイノシシがクリを食べていました。 猟友会は、朝と夕方にパトロールを実施しています。すると、一頭のクマを発見しました。 雫石町猟友会 新里幹夫さん:「あれ、クマじゃねえか」 まだ日の高い午後4時ごろ、体長およそ1メートルのクマが田んぼの横にあるクリの実を食べていました。10分ほどとどまり、しばらくすると山の中に消えていきました。 ■被害を追跡 取材班が牛舎にカメラ設置 被害は、人だけではありません。肉牛を育てている吉澤貞男さんに聞きました。 吉澤さん:「今年は6月中旬から毎日です」「(Q.毎日ですか?)毎日です。1日も欠かさず」「(Q.最近見たのはいつ?)さっき」 毎日やって来るというクマはこの時は6頭でしたが、最大でなんと8頭ものクマがいたこともあるといいます。 クマのお目当ては、牛の餌となる飼料です。クマが好むハチミツや黒砂糖なども混ぜているため、味を覚えて毎年やってくるといいます。 吉澤さん:「窓ガラスを割られたりするのであれば、餌を食べておとなしく帰ってもらう方が一番安上がり」 牛を守るため、侵入を防ぐ対策を何度講じても壊されてしまい、費用にも限界があるといいます。 取材班は被害を探るため、牛舎に定点カメラを設置しました。 作業を終え車に乗り込んだ直後の午後5時すぎ、クマが出現しました。ネコの餌を横取りした後、牛の目の前で餌を食べるクマ。かなり大きいことが分かります。 さらに、なんと2頭同時に牛舎に侵入しました。結局、クマは牛舎に6時間以上も居座わり、牛の餌をむさぼっていました。 別の日、吉澤さんの仕事を撮影していると、その瞬間に遭遇しました。 なんと目の前に、牛の餌を堂々と食べている大きなクマの後ろ姿。毎日のように遭遇しているだけあって、動じる様子のない吉澤さんですが、クマとの距離はおよそ5メートルです。 すると、100キロはあろうかという大きなクマが一瞬、こちらを威嚇しましたが、そのまま去っていきました。 雫石町でも、この牛舎の状況を把握しています。ただ、この地域ではクマによる人身被害が確認されていないため、積極的な駆除は行っていないといいます。町では、今後も定期的に現場を視察する方針です。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
牛舎にツキノワグマが出入りする・・・これも印象的な動画でした。自治体は人身被害もないので静観すると言うなら、せめて飼料代を補助してあげて欲しいですね。
今日、私の地元も27℃、夏日でしたよ・・・そして、天気が良い日の常として徘徊老人の捜索要請と情報が防災無線で。
認知症で徘徊すると分かっている年寄りがいる場合は外出できないようにする必要があるんじゃないでしょうか。家人が外出する場合は外からしか解錠できないようロックするとか。それができる防犯グッズもあるので、ぜひ不幸な事件を防ぐためにもためらわずに。また世間も非難しないように。もちろん、留守中に火災とか起きないようにまた起きた場合はすぐに近所の人に解錠してもらえるように根回しするとか必要でしょう。
一人にしないのが一番なのでショートステイやデイサービスなどが安心でしょうけど、それができない場合は上記も含めた工夫が必要ですよね。
隠れ認知症の人がいつもの散歩に出ただけなのに帰れなくなるということもあるので全てを未然に防ぐことは出来ませんが。
20231115 クマの冬眠について
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冬は冬眠するから大丈夫・・・と安心してばかりもいられないかも知れないという話。
そもそも冬眠していてもときどき目を覚まして巣穴に選んだ場所で動き回るそうで、妊娠したメスならばこの冬眠中に出産して授乳をします。通常ならば、巣穴の外までは出たがらないはずですが・・・人間や犬などが近づいたりすれば脅威に感じて巣穴から出てきてしまうということは昔からあるようで。
今年は・・・一度冬眠を始めたとしても途中で起きて巣穴から出て活動を始めてしまうクマやそもそも冬眠しないクマが多いかも知れない。
原因はいくつか考えられると。
暖冬と予想されている今年の冬、巣穴の温度が上がってしまって寝付くことができずに空腹になり食べ物を探すために活動を始めるかも知れない。特に冬眠前に十分食べて脂肪を蓄えることができなかった場合。
通常ならドングリをたくさん食べて脂肪を蓄えるそうですが、最近よく見られる柿を食べる様子・・・柿ではいくら食べても脂肪を蓄えることができないとのこと。
逆に、肉食が多かったり栄養価の高い人間の食べ物や家畜の飼料で肥えた場合も、体温が高いままで冬眠から目覚めやすかったり、そもそも冬眠しないかも知れないとのこと。
冬眠の必要を感じない上に真冬でも山中でシカやイノシシ、市街地や農場で食べ物を漁ることができるなら冬眠しない可能性も高くなる。
こういう冬眠しなかったり、冬眠を中断してしまったクマは空腹や眠気のせいで通常より判断力が鈍っていて人間にとって危険なクマになる。いわゆる「穴持たず」と呼ばれる問題個体。
人間を食べ物と認識してしまう個体が現れてしまったら危険。
真冬でも安心できないかも知れないですね。
20231202
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私もどうしてもというときは、鈍器で目や鼻を殴る、口内に突っ込むというのに賛成です。鈍器がなければ「己の拳で」。
うろ覚えですが、ヒグマに手を噛まれたときに引くのではなくてグッと拳を握って口の中に突っ込んで舌を掴んだら嫌がって手を放したという話があって、ムツゴロウさんだったような気がするんですが確かではありません。
こちらも参考になります。
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20231204
熊撃退スプレー誤噴射
20231202、東海道新幹線の中で熊撃退スプレーが噴射され、乗客5人が目や喉の痛みを訴え病院に。その他、新幹線の遅れなどで3.5万人に影響を与えたそうです。
いつか起きるだろうなと思いましたが、故意ではなく、リュックのポケットに入れておいたものがリュックを置いた際に誤って噴射されたというのが予想外で。
この手のスプレーには安全装置や誤って押されないようにカバーが付いているものです。どうも、安全装置が外れていたか外してあったかではないかと見られています。
対人用と較べてクマ撃退用、特にヒグマに有効とされるものは人間の目に入った場合失明する可能性もあるという濃度の濃い危険なものらしいので間違えましたではすまない事態にもなりえます。
山中などでクマに遭遇して安全装置を外したものはその場で使い切るつもりでいないと。
「熊ドンドン」のススメ
20231202、岩手県で除雪用のスコップを取りに扉のない小屋へ入った男性が、中に寝ていたクマに襲われて怪我をしました。
20231121、富山県で納屋に親子のクマがいるのが発見され駆除されました。
20231019、秋田県北秋田市で自宅車庫のシャッターを開けた男性が車庫の中にいたクマと近距離正面で遭遇、背中を見せて走って逃げ、後ろから襲われて大怪我をしました。
アーバンベア(都市型クマ)という言葉をもう少しよく考えた方がいいですね。アメリカでも住宅のそばの木の洞で冬眠を始めてしまったクマもいます。クマの出没が予想される地域では住宅地の空き家や納屋、物置小屋、しばらく留守にしていた家などに入室する場合、ドアや壁を叩いたり呼びかけなどして中に不審な気配が無いか確認してから入室する方がいいと思います。
冬など寒い時期、自動車を動かす際に、猫などがエンジンルームに入っている場合があるのでボンネットを叩いて猫が出るのを促す「猫バンバン」という猫のための運転前の予備動作?がありますが、「熊ドンドン」があってもいいと思います。
不幸な遭遇事故を防ぐためにも、空き家や納屋、物置小屋、しばらく留守にしていた家屋などに立ち入る場合は音を立てて様子を伺うことが必要かも知れません。笛や火薬銃も手軽でいいかも知れませんが、通報される可能性もあると思いますけど(^^;)
火薬銃はダイソーにもあるようですね。
Amazonにあるこんなのとか良さそうですね。