昨年6月に購入したミニPC、2年目の夏に向けて発熱対策してみました。
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ディスプレイ背面に設置していて熱がこもるのでUSBファンで風当てているんですが、対策前は起動直後は60℃前後、Youtubeで動画を見てると70℃にはなってました。
まず、CPUグリスの塗り直し。MX-4、購入が2014年で結構古いことがわかったのでなるべく使ってしまおうと。
ヒートシンクを外した直後のグリスの状態はまだ全然問題無さそうでしたが、拭き取ってMX-4を塗布。
ヒートシンクの下にはサーマルパッドが貼られたパーツもあったんですが、サーマルパッドは持ち合わせがないのでそのままにしておきました。
そして、ケースに穴を開けて開口部にメッシュを内張りしました。この金属メッシュは使用済みの蛇口取付型浄水器から摘出したものです。開口部のすぐ下に見えるのがヒートシンクです。
分解時に電源スイッチとLEDの導光パーツが外れたので組立時には接着剤を使いました。もともとは穴に小さなポッチを通して熱で溶かしてあったみたいです。
またヒートシンクを固定するネジはかなり固くしまってました。USBコネクタのシールドに銀色のテープがヒートシンクとまたがって貼られていて片方はヒートシンクを外すために剥がさざるを得ませんでした。
組立時には瞬間接着剤で止めておきました。
そして発熱対策の結果・・・ほぼ同じ室温、約26℃で起動直後は50℃前後、Youtube動画再生時は60℃前後でほぼ10℃くらい下がりました。
「CPUID HWMonitor」のスクショで比較して赤い線で囲った部分を見ると動作クロックの最大値が上昇し最高温度は下がってます。
いいんじゃないでしょうか？
その他パーツ写真
サーマルパッドが付いていたパーツです。「ROHM BD2671MWV」と読めるような気がします。
