#38「泣きたくなる音」。
濃い内容で情報量多かったなぁ。エルザの雇い主がロズワールかも知れないとは思ってました。魔女教徒に襲わせていたのもそうだったとは。
そういえば聖域に籠もったのも魔女教と直接対峙する状況を避けるためと言ってたからそう唐突でもないか。この作者の場合、手がかりをあちこちにばらまいていて正しく理解できれば意味もなく唐突に・・・という受け取り方は避けられるのかも。
顔の紋様を消したら急にシリアスキャラになる・・・道化紋とでも?w
400年前に魅せられた瞳というのは・・・サテラの?
あるいは・・・スバルの?
ベア子もエキドナと契約して400年とか言っていたし・・・400年前というのがキーワードのひとつのようですね。
やっぱりスバルの過去生と関係が?
ちょっと気になったのが、「死に戻り」(本当に死に戻りかどうかはともかく)は嫉妬の魔女サテラの恩寵ではなかったのか?と。
エキドナはまるでスバル自身の権能というような言い方してましたけど。エキドナや他の魔女と契約しても「死に戻り」ができるのか?
もしもスバル自身の権能だとしたら?そりゃあ他の魔女も契約したがるわけだ。
サテラと契約したからとかいうわけでも無さそうだし・・・それともこの権能はサテラの好意によるもの?愛ゆえに?
ここで妄想しました。旧約聖書のソロモン王、FGOで魔術王と呼ばれている存在ですが人間なんでしょうか?ただの人間だとしてどんな特殊能力があれば72柱の悪魔を従えるとも言われる存在になれるのか?
言い換えてみれば・・・最強のチート能力って何?
「必ず成功する運命」とか?
昔ハヤカワのファンタジー文庫が創設された初期の頃に「魔法の国ザンス」シリーズの1巻を読んだことありました。
1巻しか読んでないのですが1巻の印象は、「魔法力のない落第生とされた主人公がどうやら必ず成功する運命を引き寄せている」でした。
まるで「なろう作家」作品に溢れる人気作の原版を35年前に読んでいたようなものでw
あるいは手塚治虫のSF短編集「ザ・クレーター」に流れに逆らって泳ぐことで時間を遡ることができる下水道?の話がありましたが・・・
作者の発想にはもしかしたらそれらに似た発想があるのではないか?
それを具体的に血生臭くしたら「死に戻り」になったのではないか?ただ、実は「死に戻り」ではなく失敗した世界を置き去りにして別の世界に転生している可能性もあり、と。
そしてサテラのセリフから感じるのは魔女を魔女化して(力を与えて?)救ったのはスバルだったのではないか?とか?
サテラも含めてはっきりした物言いではないのはスバルの未来を変えてしまわないためとか?
色々妄想をさせられます。
いずれにせよ続きが楽しみです。
ただ、二期は耳と鼻がかなり省略された絵になっていたのでこれ以上雑にならないようお願いしたい(^^;)