Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ゴースト・イン・ザ・シェル

楽天SHOWTIMEあらためRakuten TVで500円で購入できる(7/31まで期間限定)スカーレット・ヨハンソン版「ゴースト・イン・ザ・シェル」。当然と言うか、吹替版で見ました。


予想より良かったというか、現状、アニメやコミックの実写化でこれ以上は望めないんじゃないかというくらい良かったんですが、これでアメリカでの興行成績が良くなかったというのは気の毒。


ベースは劇場版アニメの押井守版「GHOST IN THE SHELL」ですが、TVアニメ版も「SAC 2nd GIG」までも混ざってるかな。


スカーレット・ヨハンソンは下半身のプロポーションなんか完璧。スキニーパンツ履いたヒップから足のラインを斜め後ろから撮ったショットは印象的だった。


問題ありとすれば、鼻の形とか(^^;)あと表情はもっと余裕のある表情の方が良かった。いっそのこと無表情の方が義体らしいし、押井守版に近かった。


キャスティングについて、バトーは結構良かった。北野武の荒巻はトレーラー見てダメだろうと思ってたけど、意外と気にならなかったw「狐を狩るのにウサギを寄越すな」は良かった。


トグサはカンフー映画でよく見かけた役者で悪くはなかったけど、日本人でも良かったでしょ。サイトーは日本人かな。


まぁキャスティングについては製作会社の都合を感じました。


シナリオも良かったんだけど、最後のカッター所長を荒巻が撃つのに少佐の承認が必要というのが、命令系統の仕組み的にも疑問だし尋問して調査すれば色々と不正が分かりそうなのに始末してしまう不合理が原作ではありえない気がしました。むしろ荒巻が首相の命令で、色々現政権に影響が出そうな不都合な真実の暴露を防ぐために処分するなら話は通る。


あと、桃井かおりっぽい人が出てるなと思ったら、桃井かおりだったw


EDの川井憲次の「UTAI IV AWAKENING」は懐かしくてグッとくるものがありました。