Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

歴史読本2013年5月号電子特別版「徹底検証:黒田官兵衛」

参考図書として「読める年表 日本史」、青空文庫版 菊池寛桶狭間合戦」「長篠合戦」「山崎合戦」「賤ヶ岳合戦」など読みました。


するといわゆる残虐性の高い、と現代人には思われる敗者への懲罰が散見されてドラマではどう描くつもりなのか?今のところドラマでは官兵衛にしても秀吉にしても現代人が見て好人物として感じられるような描き方をしているけど?と思ったんですが、信長の本願寺勢に対する仕打ちも随分間接的に描いていることから、どうせまともには描かないんだろうなぁ。


荒木村重の妻子や家臣はどうするんだろう?


ということを考えていたら、「首」に興味が出てきてしまいました(^^;)。懲罰や刑罰としての斬首、合戦時の手柄を示す証拠としての首取りなど。一般的に、少なくとも現代人ならば「残虐な」行為と思うはず。ところが、死をもたらす致命的行為の中で苦痛をもたらす度合いはとなると上手く?切った場合は痛みを伴わずに即死させることができるとも言われ、あるいは逆に切断された後もしばらく意識があるとも言われ、仮に残虐性の高さを苦痛の度合いで測るとした場合でも最高度に残虐かどうか不明ということに。


その他、象徴性、心理に作用する記号としての意味、世界中にも見られる首狩りの風習など。まとめた本などがあれば読んでみたいものですが。


(つづき)
ただ下手な切られ方というのは個人的にも想像しただけで恐ろしいもので・・・私のトラウマのひとつと言って良さそうなのが、NHK大河ドラマの「黄金の日々」だったと思いますが石川五右衛門?を川谷拓三が演じたドラマで刑罰が往来に首だけ出して埋められて、通行人に竹の鋸で首をひと引きさせるという、なかなか死ねない恐ろしい刑で川谷拓三のメイクのせいもあってか、このドラマは一度しか見てないんですけど未だにありありと目に浮かぶという。


もしかしたら記憶の改変もあるかもしれませんが、確か木の実ナナかな主人公のルソン助左衛門、五右衛門に関わる占いをする女がいて前から五右衛門を殺すことになるという予知のようなものがあってそれがこの鋸挽きの刑で最後のひと引きで引導を渡すことになったというものなんですが。今度NHKオンデマンドで確認してみようかと思いますけど。


比較的最近だと中東のテロリストに日本人の人質が首を斬られて殺されたという事件がありましたね。あれもナイフか何かで斬られたようで即死ではなかったはず。その恐怖と苦痛を思うと・・・合掌。