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早速これを読みましたが・・・うーむ、自民党はひょっとして明治の頃の大日本帝国を理想にしているのかな?
自民党が標榜している強い日本とは・・・(公益を優先させるためには)個人の自由が規制され、(国民の反対など歯牙にもかけないほど)国家権力が強い国のような気がします。
それで明治時代、国際関係で一番日本が輝いていた頃というのは「日露戦争」のころ、(アメリカとの交渉の場での屈辱の反動とはいえ)「万国公法」(国際法)を文明国のどの国よりも尊重し、(輸入ではあれ)世界最先端の軍備を有し、(老衰しているとはいえ)清国中華やロシアなど大国と互角以上に渡り合って、世界から注目と称賛と共感を得ていた時代、だと個人的には思うんですが。
でもそれはどのように獲得されたかといえば、主に思い切った武力行使の結果が「たまたま」上手くいっただけのことではないかと。
当時とは時代が違う現代、同じ事を目指そうとしたら究極的には徴兵制の復活はもちろんのこと「核兵器の保有」もしくはそれに変わる大きな武力を持たなければならなくなるのでは?
予言じゃないですけど、今のような自民党がこのまま政権を担い続けるなら日本は遅かれ早かれ軍事大国を目指すことになると思います。富国強兵、殖産興業が最優先で福祉は切り詰められ弱者や老人は切り捨てられることになるでしょうよ。
- 作者: 武田知弘
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