まず裁断ですが、最近図書館のリサイクルコーナーから保護してきた本で試すことにしました。先日スティーヴン・ジェイ・グールドの進化論エッセイ三部作が上下巻の単行本で全6冊あったので全部保護しておきました(^^;)文庫化されてるし内容的にももう古いんでしょうかねぇ・・・割と良い状態でした。
単行本も分厚い表紙を剥がすと意外と持ちやすくなってこのまま保存しても良いくらいですが、今回はあえてスキャン目的で裁断しました。
カール ディスクカッター DC-200
- 出版社/メーカー: カール事務器
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一度に裁断できるのはコピー用紙換算で10枚以内。1万円クラスでは40枚切れるようです。廉価版のDC-200でのデメリットは切り口が多少斜めになる枚数が多くなる可能性とそれにしたがって切り屑も増えるかもしれないということかな。切り屑が出るのはカッターを何度もスライドしているうちにズレが生じている場合ですから。
これは使い方の良し悪しで全然差がなくなるだろうと思います。下手すれば1万円クラスを使っても仕上がりもかかる時間も同じでしょう。
はっきり言って裁断はぜんぜん問題ありませんでした。あらかじめページを採寸して余白をどれだけ残そうかと思案したんですが、カッターの台に書かれているB6サイズに近かったのでそれに合わせてカットしました。「パンダの親指(上)」はだいたい8枚16ページごとの束が接着されていたのでカッターナイフも使いながらばらしてからディスクカッターで裁断しました。
「いきなりPDF from スキャナ 2」と「HP PhotoSmart Wireless B110a」
最近ソースネクストが割引券をばら撒いてるので1000円割引券を使ってダウンロード版を買いました。
スキャンしてそのまま透明テキスト付きPDFにできるというので期待してたんですが・・・これのスキャン機能ではB6サイズそのものとかフリーのサイズとかスキャン領域を自由に指定できません。一番小さくてB5です。チッ、相変わらず使えないソフトばかり売ってるなぁ・・・。
B6を2枚並べて見開きでB5というやり方だと並べたときにページが傾きやすく、また見開き大のPDFを「E-book」(仮)で横表示させたところ拡大しても字が小さすぎてとても無理でした。縦表示では何とか読める大きさなんですが、ページ送りすると必ず左端から表示されます。ページ送りするたびに右端まで方向キーをチマチマ押さなくてはならずストレスがマッハです(^^;)
スキャナであるHP PhotoSmart B110aそのもののスキャナインターフェース(メーカーダイアログ)を使うと・・・領域を自由に指定できますが、スキャンするたびに領域指定が初期化されてしまいこれまた役に立ちません。ガンマ値も毎度変更しなければならないし、やっぱりスキャナ機能はオマケか・・・。EPSONのスキャナが恋しいです(^^;)
余白を自動的にトリミングする機能というのがあるんですが・・・これだとB6大をスキャンせず文字や図などのある部分だけスキャンしてしまうので結果をPDFに出力してAdobe Readerで見るとページによっては見栄えが非常に悪くなります。
BTscanというフリーソフトを使っていて気がついたんですが、入力ソースをTWAINではなくてWIAとしたときにカバーしないまま、プレビュースキャンするとスキャン領域が一応ページそのものの大きさに自動設定されます。ただ正確ではないのでこのままだと黒い領域が出ますのでカバーをするんですが・・・カバーしてるのに黒い縁が出てしまうとは・・・やっぱりHP PhotoSmart B110aのスキャナ機能はオマケですねぇ。
結局、試行錯誤の結果、いちいちスキャン領域を指定する方法で「プロローグ」までの18ページ分をPDF化して「E-book」(仮)に持って行きました。縦表示で幅に合わせた表示はこの本と「E-book」(仮)の組み合わせで見るのにベストのはずです。でもかろうじて実用的というレベル。300dpiで入れてるので拡大すれば字そのものはもっと見やすくなりますが、スクロールがチマチマ、チマチマ・・・やはりストレスがマッハなんですが?
ともかくスキャナは何とかしないと。