Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

真空管用放熱フィン、再び自作 検証編

12AU7に使ってみました。シール付きのまま。うーん、そのせいかほとんど変わらずでした(^^;)誤差の範囲・・・かな。


室温約29℃でER-4Sを繋いで、インピーダンスの設定を33-64Ωでボリュームは10−11時くらい。2時間ほど鳴らしてマルチテスターで測ると、放熱フィンを付けない状態では・・・プリ管の12AX7/ECC83が約71℃、12AU7/ECC82が約74℃、出力管の6BQ5/EL84が約101℃でした。


で、自作放熱フィンを付けた12AU7/ECC82が約71℃でした。これじゃあ誤差の範囲ですねぇ。やっぱりクールダンパーか、TUBEクーラーをひとつ買って比較してみますかねぇ。


そもそも薄っぺらいアルミ缶ですから・・・触っても全然熱が奪われる感じがしないし(^^;)多少、出力管からの断熱になってるかも?透明シールを剥がした状態だともう少し下がる気はします。けど10℃とか50℃とか違いが無いんじゃ付ける意味が無いかも。


それに今回測ってみてヘッドホンのみ出力だからか、案外低い温度でした。プリアウトでボリューム最大で鳴らしてるともっと上がるんでしょう。出力管は通常200℃くらいになるそうですから。


というわけで、真空管用放熱フィン自作の件は、これにてほぼ終了(^^;)