コール・オブ・ファレス

ストーリーモードをクリアしました。
ストーリーは、こんな西部劇があったら映画としては面白そうだと思いました。ゲームとしては・・・うーん、良いところもあったんだけどシステムの不自由さのせいで難易度が上がってイライラさせられたのがマイナスイメージ。

死の伝道師(^^;)レイ牧師のイメージはなかなか良くてビリーのエピソードの最後辺りに追いかけてきたレイ牧師がのっそりと姿を現す様は絵になります。

レイのファストドローやビリーの弓（LT引き）はスローモーションになるので便利です。その分、使えない場面では急に難しく感じてしまいます。

ビリーのステージは出来の悪い「トゥームレイダー」みたいなシチュエーションもあったり、単なるFPSでは無い点は個人的には歓迎ですが、FPS好きには余計なものに感じられるかも。

馬に乗る場面もありますが、馬の制御にはちょっと癖があって馬に乗りながら銃を撃つのはかなり難しく感じられました。現実にはもうちょっと上手くやれるんじゃないかと思いました。

カメラの角度のせいか視点が低く感じられて普通に歩いていると地を這うような感覚でした。ジャンプして30cm程度しか跳べてないんじゃないかと感じましたし。そのせいで私としてはめったに無い3D酔いになりました。

洋ゲー的な不親切さもあちこちにあってふとしたことで即死したり、何故ゲームオーバーになるのか、分かりにくい時もありました。ラストの方である部屋の鍵を取得した直後、その部屋の入り口に気づかず素通りしたら人質が死亡とか、あるエピソードでは人質を取った敵を倒した後何をするか何が出来るかアドバイスが無いまま人質死亡とか。

まぁでも、最後の方のガトリング撃ちまくりとかヘッドショットが決まったときの敵ののけぞりとか面白く感じられた点もありました。ゲーム内時間で（コンティニューによるやり直しを除く）12時間ちょっとでした。実際には1.5倍から2倍程度かかってるかも。