Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

アバター

3-D字幕版見てきました。3-Dを見るシステムはシャッター式メガネでした。昔I-MAXで使ったのと同様(同じ型だったかも)チラツキの無い良いもので2005年に発売されたモデルのようです。(私のはXpanD AG100でしたがもう一種類赤いフレームの物がありました)
http://www.sidchapters.org/pacificnorthwest/meetings/dec16_09_presentation.pdf


ただシャッター式はやや暗くなるんですよね。それに劇場のスクリーンの大きさだとHD映像といえどもクローズアップ以外は輪郭が曖昧な感じも受けました。しょっちゅう目をこらす感じで正直言って目が疲れました。上映スケジュール見ると162分もあったようですし、シャッター式メガネのレンズがちょっと古くて曇ってる感じもしましたし。あとこのメガネ、162分掛けっぱなしにするものとしてはやや重いんですよね・・・偏光メガネが軽くて良いんですけどねぇ。


3-Dの見え方は概ね良好だったんですけど、席がやや前方右寄だったせいか奥行きが曖昧なシーンも多かったように思います。これが3-D初体験の人には非常にインパクトあったでしょうけど、立体視体験に関しては専用カメラも開発して撮影された画期的な3-D映像ということで期待したほどにはインパクトはありませんでした。


本当はあれだけダイナミックな動きの映像を3-Dで全編作ったというのが凄いんだと思います。ただ3-Dの見え方というのは基本的には焦点の合ってる距離とその手前、その奥でしかなくてその関係がシンプルであればあるほど良好な立体感が得られるので、結局、「アバター」でも従来の3-D映像のように如何にも3-D映像向けにお膳立てられたシーンの方が立体感が鮮明で印象的だったということになってしまったんじゃないでしょうか?


個人的にはクラゲの幼生のようなエイワや魂の木の垂れ下がった光る枝?とか、またカットは少なかったですけど水中の泡とかが良かったかな。どれも水の底のような感じが良いというか・・・水中映像と3-Dというのは昔から相性が良いので「オーシャンズ」なんていうネイチャードキュメンタリーの新作が3-D物だったら良かったのになぁと思いました。ギアナ高地撮影や月面探査を3-Dカメラでやって欲しいものですね。


3-Dを抜きにしたCGと実写の融合という点に関しては、極彩色に近いナヴィ族やパンドラの動植物はいかにもCGな感じもしましたが、違和感を圧倒的な量で力ずくで屈服させられたような(^^;)ナヴィは魅力的なデザインでした。翼竜のような生き物に乗って空を飛ぶシーンも良かったし、大型パワーローダーのような二足歩行の機械との格闘シーンも良かったです。


話の方は、良く考えてみると結構ひどい話のような(^^;)シガニー・ウィーバーのせいかなマウンテン・ゴリラの側に味方する人間というかネイティブ・アメリカン、または日本の武士の側に立って戦うアメリカ人というか。


神経をリンクして操るサイボーグのようなもので現住民の全部族を糾合して自衛のためとはいえ銃やミサイルに対して弓や槍で無謀な戦いを始めさせて双方に大損害を出し、野生動物が味方をしてくれて(一応、理屈はあります)希少価値のある鉱物を採掘するために企業に雇われた軍隊を壊滅させるという・・・


ゲームの「アバター」気になってきました。映画本編の前にCMがありましたが質感はややノッペリしてるものの映画の雰囲気は良く出てました。人間側ナヴィ側どちらか選んで戦うとかいうものらしいですが、どんなゲーム性のものやら。


あと字幕でふと気になったのが爆撃に使われる「ダイナマイト」良く見てなかったのでEXPLOSIONしか読み取れなかったんですけど・・・鉱物の採掘に使う予定だったとはいえ近未来?SFで「ダイナマイト」はどうだろ?高性能爆薬とかだったんじゃないかな?戸田奈津子さん(^^;)

アバター THE GAME - Xbox360

アバター THE GAME - Xbox360