Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

「エアフォース・ワン」


ところでこの「エアフォース・ワン」って・・・名前は良く見かけるしハリソン・フォードが出てる大作のようだけど、あまり面白く無かったです。演出がもう平凡を超えてお笑いに達しているような・・・


まず冒頭の特殊部隊の襲撃シーンでも撃たれたカザフスタン側兵士のリアクションに怪しげな物を感じ始め、ハリソン・フォード演じる大統領マーシャルが機内で行動を始めて、下のフロアからそろそろと頭を出したシーンではもうたまらず吹き出しました(笑)構図とハリソン・フォードの表情が相俟って何とも言えず笑える絵になってました。


で、テロリストにジャックされた機体を強制的に着陸させようと燃料装置に細工して燃料を排出させようとする際に、専門家に携帯電話でアドバイスを受けながら配線を繋ぎ変えようとするが、作業の途中で携帯の電池切れで5本ある色違いの線のどれを切って繋ぐか・・・で、誤って繋ぐとエンジンが止まって即墜落だというシチュエーションを作っておいて、その決断がアメリカの国旗に使われている赤、白、青は切れん・・・で黄色を切って緑と繋ぎ、はいOKって・・・ねぇ、やっぱり、お笑いでしょ?これ?


いや、笑いを取ろうとしているシーンであることは分かるけど、それに相応しいシチュエーションとは到底思えない。センスを疑います。


その他、パラシュートで脱出した人間が徐々に大写しになるところでは、その構図も滑稽ですがどう見てもいい大人が遊具に吊り下げられているようにしか見えない。ほぼ無風ですか?


細かいところでは、ラスト付近、エアフォース・ワンからケガをした補佐官?が救出機に移るために飛び出るときハーネスでケーブルに釣り下がっているはずなのにたるんで風にはためいていたように見えましたが・・・何か見落としていたかな?


それと・・・メイソンのじゃなかった(^^;)ザンダー・バークレーの使い方のまずさ・・・もったいないというか、監督は何考えてんだ?敵側の内通者を中に抱え込んでいるというスリルは一切ナッシングでした。


ま、いいや。


ところで・・・ある部分でハリソン・フォードが持っていたH&K MP5A5かな?のフロントサイトが何かで埋まっていたような気がするんだけど・・・いやまさか、主役が持つプロップはどれもアップに耐えるディテール・モデルのはず。MP5K、SIG SAUER P228?P226?も出てましたね。