Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

世界の中の日本

講師:高橋和夫。2015年開設。最近再放送され始めたので録画して見ています。第2回は「戦うフィンランド」。ソ・フィン戦争を扱っていてこの回では日本との関わりはまださっぱり(^^;)僅かに、村上春樹五木寛之の小説「霧のカレリア」のフィンランド人?の登場人物のセリフと独ソ戦の冬季反攻作戦でそれまで対日即応戦力としてシベリアに配備されていた精鋭が対独に投入されて独軍を苦しめたこと、冬戦争がノモンハン事件の直後に始まり、戦車は旧式のBT戦車で火炎瓶(モロトフカクテル)が有効だったこと、くらい。


この火炎瓶について、何の番組だったか忘れましたが沖縄戦の遺品を集めている人への取材で、日本では火炎瓶の始まりはノモンハン事件の時にBT戦車に向かって軍医が投げつけた消毒用のアルコール瓶だったという話が・・・本当かどうか知りませんが、その火炎瓶も剥き出しだったマフラーによって発火してその火炎が車内に吸い込まれたためでその対策を施された新型戦車には無効だった・・・にも関わらず、日本軍では最初の成功体験のせいで相変わらずどの戦車に対しても火炎瓶による肉薄攻撃を強いられたと解説されました。


当時従軍した元日本兵の中には火炎瓶をキャタピラに突っ込むと戦車が燃え上がる・・・とまだ火炎瓶が有効だと信じている人もいるくらいで。


私もT-34などのラジエーターの真上に火炎瓶をぶつければ有効だと思っていたんですが(^^;)