Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

DENON DCD-1500REのインレットをフルテック INLET(R)に交換

オーディオテクニカ AT-PC1000/2.0のインレット側3Pプラグを安定させるためにフルテックのロジウムメッキのインレットソケットINLET(R) を取り付けました。


結論から言うとこれは簡単です。DCD-1500REのインレットソケットのネジを外して中の平型(ファストン)端子をフルテック INLET(R) に接続するだけ。端子のサイズも丁度合っています。


しかし、私の場合はそこまでに紆余曲折ありました。どうせならEMIフィルタ付きの「フルテック AC1001(R) IECインレット一体型ノイズフィルター」に交換しようと考えたのが間違いの始まりというかなんというか(^^;)
[rakuten:audio-s:10031822:detail]

まずフルテック AC1001(R)の端子の横幅が大きくてDCD-1500REの元の平型(ファストン)端子に入りません。それではとオヤイデのロジウムメッキ平型端子FTL-SRを買ってみたところ、DCD-1500RE側の内部の電源ケーブルがAWG20で細すぎて圧着工具を普通に使っても固定できずスルっと抜けてしまいます。仕方なく圧着工具でできた2つのチューブの片側に芯線全部を入れてかしめました。

オヤイデ ファストン端子 FTL-SR

オヤイデ ファストン端子 FTL-SR

DCD-1500REの元のケーブルを使わないという選択もありましたが、簡単にできそうだったのでニッパーで元の平型端子を切り落としてしまったもので(^^;)(思い切りが良すぎた)

追記:圧着端子のカタログを見ていたら、圧着工具でできる2つのリングに通さずその下側に心線を通して上から2つのリングで押さえつける方法を見つけたのでこの方法ならまだ良かったのになと思います。きっと心線が傷付いているだろうからやり直したいです。)


EMIフィルターを十分に機能させるためにAC1001(R)のGND端子をDCD-1500RE基板上のシャーシグラウンドにつなげる線も作ったんですが・・・ここでAC1001(R)のフィルター部分がDCD-1500REのシャーシのインレット部分の開口部より一回り大きくてそのままでは使えないことに気づきましたorz


何たる間抜け・・・。


金工ヤスリや電動リューターがあるのでシャーシを削ることは可能でしょうが、金属の削りかすの悪影響を避けるならシャーシからパーツを全部外す必要があるだろうし、それはちょっと怖いというかいざという時のことを考えるとまだもったいない・・・ので見送って、フィルター無しの3Pインレットソケット、「フルテック INLET(R)」を取り付けることにしました。


するとフルテック INLET(R)の端子はオヤイデの平型端子FTL-SRよりも幅が狭いので遊びがあります。端子の厚みはDCD-1500REの元のものよりも厚いので一応抜けない程度の固定はできますがなるべくならDCD-1500REの元の平型端子のままの方が良かった。


動作確認はしていて今のところおかしな所はありませんが・・・


そこでもう一度結論、DCD-1500REのインレットソケットのネジを外して中の平型(ファストン)端子をフルテック INLET(R) に接続するだけ。端子のサイズも丁度合っています。


そのうち、DCD-1500RE内部の電源ケーブルごと別のものに替えて平型端子FTL-SRも新たに付け替えてやり直したいと思ってます。その時、圧着工具としてホーザン P-706も必要かなと。

追記:メモ・・・VHコネクタハウジング VHR-3N、3.96mmピッチ、コンタクト SVH-21T-P1.1、電線 UL 1672, AWG#20、平型端子メス W 5.0mm?, H 15mm(サイズM))