これも何故か前の「ミュンヘン」と同時期の1960年代から70年代がメインの話。連続殺人犯ゾディアックに関わった警察関係者、ジャーナリストらの人生の変遷とでもいいましょうか。かなり地味な作品でした。
監督は「セブン」のデビッド・フィンチャーだったんですね。多分、事実に基づいた結果だと思うんですけど、描きたいものの焦点が定まっていないというか強い感情を惹き起こすような作りにはなってなかったですね。ドキュメンタリーの一種としてみるしかないかな。
それにしてもかなり有力な容疑者が捜査の早い時点でいたのにその顔写真を生き残った被害者に見せたのが事件から22年も経ってからって・・・どう考えても変ですね。当時筆跡鑑定がそんなに重要視されていたとは。（容疑者から外されたきっかけが筆跡鑑定）
