Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

WinDVD 9 Plus

http://www.ulead.co.jp/product/windvdplus/runme.htm


昨日、DVI接続を試したのは「WinDVD 9 Plus」でアップコンバートしてHD画質でG2400WDに表示させるための準備だったわけですが・・・「WinDVD 9 Plus」・・・ネットでもっと情報を集めて購入するべきでした。


再生できるファイル形式にはDivXとか色々含まれてますが、アップサンプリングとかALL2HDなど高画質化機能はディスク上のDVD-videoにしか有効になりませんでした。少なくともWinDVDのプレーヤー上では、DivXは再生はできるけどエンハンスもALL2HDもダメ。先日VROとしてムーブしてmpeg2はビデオエンハンスは有効でしたがALL2HDは使えず。携帯動画変換君でH264で変換したMP4ファイルも再生はできるけどエンハンスもALL2HDもダメ。


私が公式サイトを見た限りではサポート形式のごく一部にしかアップサンプリング含めたビデオエンハンス系全てとALL2HDが使えない・・・とは判断できませんでした。orz


体験版が無いので公式サイトとか数少ない企業系のレビュー記事とかしか参考にならないなと思って購入したわけですが、海外には「WinDVD 9 Plus」の体験版もあったようで・・・それを試せば良かったと・・・。


ALL2HD、「ブラックホーク・ダウン」で試すと確かに絵がシャープにはなります。輪郭の周囲に明るい部分ができるし、全体にちょっとザラつきますが「ブラックホーク・ダウン」のDVD自体そういう感じの画質なので仕方ないかなと。スライダでかかり具合をある程度調整できるのでこれはそれなりに評価できますけど。まあまあという感じですね。


ビデオエンハンスの機能をひとつでもオンにするとALL2HDがオフになり、ALL2HDをオンにするとビデオエンハンスがオフになりで排他的利用なのもマイナスです。ビデオエンハンスには色調をワンクリックでビビッドにする「シネマエンハンス」「スノーノイズ除去」「ブロックノイズ除去」など、ALL2HDと併用するといいんじゃないかと思わせる機能がありますが、それができません。


色調は本来のカラー調整でいじれば良さそうなものですが、これもALL2HDを使うと全部使用不能のようです。


ソフマップの週末特価で8480円だったんですけど、正直なところ価格に見合う製品とは私には感じられません。24fpsを60fpsで再生できるとかでアニメの方が通常の再生と比べて恩恵があるんでしょうかねぇ?


どうもプレーヤーのインターフェースも好きになれません。早送り、巻き戻しなどはPowerDVDのようにホイールマウスで行うほうが直感的だと思います。再起動のたびにウィンドウの大きさと位置がおかしいし・・・。ちなみにバージョンは9.0B014.087で現時点での最新のはずです。アップグレードの検索もおかしくて、「WinDVD 9 Plus」のメニューから「アップグレードを検索」を選んでも最新版はありませんと言われましたが、サイトにアップグレードがあったのは確認済みで現在のバージョン情報では9.0B014.064だったので、サイトからダウンロードしてアップグレードしました。


また購入に関してもダウンロード版のアップグレードが一番安価だったんですが、CORELのサイトを見る限り、ダウンロード版のアップグレードの適用対象は過去のWinDVDシリーズのみであるように受け取れ、PowerDVDユーザーの私としてはパッケージ版でしか存在しない「特別優待/アップグレード版」を買うしかないと思ったんですが、実は「ダウンロードアップグレード版」で良かったらしくて・・・うーむ、確かに他のソフトでもそういうことは良くあるんですが、「WinDVD 8」のFAQを見たときに「アップグレード版はインストール時にWinDVDシリーズのシリアルの入力が求められる」とあったので、「WinDVD 9 Plus」もそうなのだろうなと思ったわけでして。


とまぁあまり好ましくない印象を受けています。


それにしてもガッカリなのはHDD上の各種ファイルにALL2HDはおろかビデオエンハンスも一切使えないこと。DVDプレーヤーのパイオニア DV-410などと比べて、DVD以外のファイルもアップコンバートできた方がいいなと思って「WinDVD 9 Plus」にしたのに。


と思ったらffdshowとMediaPlayerClassicをいじるとALL2HDの機能がMediaPlayerClassicで使えるという情報が・・・一応いじってみてDivXファイルの再生時にfiltersに「InterVideo Resize2HD」があるのを確認できましたが・・・うーん、いまいち効果が分からん(^^;)


ffdshowもMediaPlayerClassicもこれまでほとんどいじらずに使ってきているので設定について分かっていないことが多そうです。いじり方が足りないのかも。


ちなみにDVIとD-sub両方繋いでいると「WinDVD 9 Plus」でDVD再生できないので、「WinDVD 9 Plus」でDVD再生する場合はD-subのVGAケーブルは外すことにしました。追記:これはグラフィックボードのLeadtek PX8800 GTのDVI端子(DVI-D接続)はG2400WDとのHDCP認証(プロテクト解除)が成立していますがD-sub端子については双方ともHDCP対応していないので仕方がないようです。


(続き)


ffdshowのオーバーレイ->出力で「再生中の出力形式の変更を許可する」「互換フィルターにのみ接続する」をチェックしたら、これまでMPCのfiltersにあった「InterVideo Resize2HD」が消えて「ffdshow video decoder」が残りました。


HDD上のアニメのVOBファイルをMPCで再生させたら逆に「InterVideo Resize2HD」が残り、ALL2HDの効果が出ているみたいです。どのみち微妙だけど(^^;)


ffdshow video decoder」が残る動画ファイルのデコーダー情報をffdshowOSDで表示させると「libavcodec mpeg4」や「libavcodec vp6f」などが表示されます。「InterVideo Resize2HD」が有効な場合はffdshowOSD自体が表示されないみたいなので、これらの動画ファイルでもその状態に持って行きたいところですが・・・。


ん?ffdshowデコーダーでlibavcodecアサインされてるのを無効にしたらいけたかな?でも、絵がなかなか出ずに音声が早くずれるようになってしまいましたが(^^;)・・・と思ったらそれは一部のファイルだけかも。保存しておいたニコニコ動画のflvは綺麗に表示できました。うん、これはなかなかいい感じ。


WinDVD 9 Plus 特別優待/アップグレード版

WinDVD 9 Plus 特別優待/アップグレード版