Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

CD-Rの縁を緑に塗ると


CD-Rなので気軽に加工できますってことで、昔から言われてきた「CDの縁を緑に塗ると音が良くなる」というのをPlexToolsのBeta/Jitterでチェックしたら何か違いが分かるかと思って、やっている最中なのですが・・・気が付いたことなど。


三菱鉛筆のPOSCAが良いといわれるのは、不透明+水性(+顔料インク)だからでしょう。三菱鉛筆のPROCKEYというマーカーの緑を持っていたのでまず試してみたのですが、透明なので二度塗りしても半透明にしかなりませんでした。PROCKEYも水性+顔料マーカーなんですが。


で、多分、水性で有機溶剤を含まないのでCDの材質を侵しにくいだろうというのも良い点でしょう。


しかも実際に使ってみると水性だけど乾きも早くて使いやすいと感じます。特に「緑」。


今回、緑、黒、赤などCDに意味のありそうな色を試そうと各色のPOSCA買ってきました。(あ、白があれば白も面白いかも)で、緑、黒と試してきているんですが・・・これ、実家の近くの100円ショップのキャンドゥで買ったポスターマーカーと同じものです(^^;)なんだ100円ショップならPOSCAの半額だったのに。失敗しました。


それから黒のPOSCAはダメでした。乾いた後、触ると剥げて手にくっついてきました。緑のPOSCAと成分が違うとでもいうのでしょうか?これでは、油性の「mediaX」の方が良さそうです。とりあえず黒のPOSCAを上塗りしてみようかと思いますが・・・。


PlexToolsのBeta/Jitterでのテスト方法は、音楽のバックアップCD-Rに対してPOSCAを塗る前と塗った後それぞれ5回テストしてみてグラフを合成して有意な違いが見られるか比較するというものです。


今回の使用メディアは三菱化学の音楽用CD-R METAL SPECTRA 80分用に統一してます。


ところで「CDの縁を塗る」の「縁」を誤解していたようで、最初垂直面というか断面だけ塗っていたんですが、本来はCDのレーベル面の外縁3mmほどの透明な部分と中央のハブの透明な部分などを覆うように塗るんだそうですね。緑のPOSCAでのテストを一通りやってしまってから気が付いて、そこも塗って再度テストしてます。


しかし・・・結論にはまだ早いかもしれませんが・・・グラフを合成した画像ファイルは絵的につまらなすぎてどうも。はっきり言って、以前、音質向上グッズを試したときと同じで明らかな違いといえばBetaのばらつきが少なくなるというだけです。


画像も提示しようかなと思いましたが、面倒だし意味があるとも思えないのでやめます(^^;)


何が悪いかといえばPlexToolsのJitterチェック。マニュアルにはPlexToolsのJitterチェックは絶対的なものではなくてディスク毎の比較には意味が無いという意味のことが書かれていますが、それ以上にグラフの傾きなどが毎回違うのでバラバラです。共通しているのはグラフの山や谷のある「場所」ですが、これはトラック間の録音部分と無音部分の違い程度しか意味しませんし。


はっきり言って今のPlexToolsでCDのJitterをチェックするのは無意味・・・に思えます。他の検証系サイトで別のチェック・ツールを使うのももっともだと思います。


やれやれ。


それでもあえて言うなら、不透明なマーカーでCDの縁を塗ると音質向上ディスクSIDを使ったのと同じ効果が得られるようです。実際に再生してみた音にしてもそれが言えます。SONY CDP-555ESJ -> STAX SRS-3030で聴くとS/N比が向上したような感じを受けます。


せっかく赤のPOSCAも買ってきたのでこれも暇を見つけてやろうかと思いますが・・・その前に、PX-755Aで使えるチェック・ツールで良いのって何?