Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

I-O DATA DVR-ABH16A


アルミの外付けUSBドライブの殻に入れて使っていたI-O DATA DVR-ABH16Aを取り外し、代わりにPLEXTOR PX-755Aを入れて使い始めたのがちょうど一ヶ月前。


DVD-RAMを最高5xで読むため、実家からABS樹脂製の外付けUSBドライブの殻を持ってきてDVR-ABH16Aを入れました。


早速、PX-755Aの代わりにUSBコネクタに接続してDVD-RAMを読ませてましたが、これまでもDVR-ABH16Aで何度か見たエラー「CRC冗長度エラー」とかいうのがまた出てしまいました。同じものをMATSHITA SW-9581Nに読ませると問題なく読めます。


やっぱり、I-O DATA DVR-ABH16A、ダメ過ぎだと思いました。昨年の6月に購入してから、買って良かったと思ったこと無いし・・・中身は日立LGのGSA-4163B。


それでもB's CLiPには対応しているので、以前途中まで書き込んであったDVD-Rメディア(FUJI FILMのTYG-02 国産 太陽誘電OEM シルバー・プリンタブル)にファイルをいくつか追記してファイナライズしました。


で、ふと思いついてDVR-ABH16AをUSBコネクタから外してPX-755Aに付け替えて、PlexToolsで焼き品質のチェックをしました。


すると・・・Beta/JitterのテストはこれまでBetaのレンジは最小の+0.05〜-0.05で行っていてCD-RもDVD-Rもこのレンジ内に収まっていてCD-Rなどはほとんど±0.01の範囲に収まっていました。それが・・・Betaが途中から+方向にレンジ越えしてしまい、Jitterも急上昇。


次にTAテストでは、内周 Very Good、中周 Good、外周 Bad。Badなんて見たのは初めてです。


次のPI/POテストでは・・・
PIE Avg 86.46、Max 237、Total 1520827
POFは出ませんでしたが、これも普通使っているレンジ100を越えてしまったので500にしました。


B's CLiPでファイナライズしたのがいけないのか・・・それとも、DVR-ABH16Aを一ヶ月寝かせておいたのがいけなかったのか・・・。

途中まで書き込んでおいたメディアに今回、新規に追記した分の品質が悪いようにも思いますが・・・はたして?


ちなみに、PX-755Aを購入する前にDVR-ABH16Aで作成(B's Recorder Goldで)したDVD-Rなどはこれまでも何枚もPlexToolsでチェックしており、Betaは意外にも±0.00付近にまとまっていて太陽誘電OEMメディアとの相性は良い(適正なストラテジーを持っている)と思っていました。


まるまる一ヶ月使わなかったドライブ・・・なんて私の場合は珍しくありません。新品と交換してから1年も寝かせたドライブを実家に持っていってセカンドPCに付けて使うなんてこれまでもありました。


ですが、最近、某BBSを見てみたら日立LGのドライブはグリスで不具合が治る・・・というのを見かけたので、もしかしたら日立LGのドライブはどれも潤滑関係のトラブルが出るのか?と思い、私も分解してみました。


で、例によって田宮のチタン配合グリスをシャフトなどに塗り始めましたが、ピックアップを前後させるらせん状に溝切がしてある駆動用シャフトに白っぽい部分があるのに気が付きました。古いグリスが固着しているみたいです。


なるほどねぇ、5年以上使われたCDPとかなら分かりますが、買ってから半年しか使っていないドライブなのに・・・どうも日立LGが使っているグリスが粗悪品みたいです。イソプロピルアルコールを染ませた綿棒でふき取ってグリスを塗りなおしました。


もしかしたら、今までの不具合はこれで治ったかも?・・・だといいのですが。いずれ分かると思います。