DPF-7002から高精度クロックを5V安定化電源ごと移植しようと思いましたが、ではDPF-7002のクロックは以前付いていたものを元に戻すのか?というとそれももったいないような気がしたのでせめて電源は独立供給しようと思って5V安定化電源を作ってみました。
ネットで検索をかければ安定化電源の製作記事はでてきますし、私がいつも参考にさせていただいている
http://www.geocities.jp/tochey_2000/index.html
を見れば、DPF-7002の改造は案外簡単にできると思います。
で、回路図から部品(の種類)までほぼ同じにしてでっちあげたのが
(これは半田付け前の状態。スペーサーも作業用のもの。取り付け時は15mmのスペーサーで十分です。)
です。クロックのソケットは見ての通り14pinで、三田電波のMTXなどを載せることができます。今回は、精度がずっと劣る±100ppmクラスのMXO-11の16.9344MHzが秋葉原の佐伯無線(ラジオ会館内)で見つかったのでそれを使います。
また、私が以前購入した完成品の電源基板にならってテスト用端子を立て、+5V出力端子も作りました。
で、MXO-11を載せて出てきたクロック出力をオシロスコープで測ったのがこれです。
正しいのか自信がありません(というか、絶対違うし(笑))。なぜなら、同じMXO-11を完成品の電源基板に載せた場合は波形が上手く出ない、または計測できないからです。また精度が±1ppmのMTXを載せた場合も同様でまともな波形が出てこないんですが、勉強不足で電源基板、水晶発振器のどれかが壊れている、オシロスコープの使い方が間違っている、オシロスコープの精度が足りないのどれかさえもよく分かりません(^^;)
ただ・・・現在、この自作電源基板と精度の低い水晶発振器MXO-11をDPF-7002の取り付けてPCで再生しているデータの光出力を受けてDACとして使用していますが、特に問題なく使えています。