- 作者: トマスハリス,Thomas Harris,高見浩
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GyaOで配信中だったので見ました。「羊たちの沈黙」は原作も映画も好きだったので「ハンニバル」も原作の翻訳が国内で出されたときに速攻で読みました。
しかし映画化された「ハンニバル」は劇場公開時もビデオやDVDで販売・レンタルされ始めても見る気が起きませんでした。
原作自体が「羊たちの沈黙」と比べるとあまり面白くなかったせいもあります。「羊たちの沈黙」ではクラリスとその上司、レクターの三角関係のような心の探りあい=ふれあいの密度が高く、また実に紳士的ともいえる思いやりにあふれたもので快かったです。
それに連続猟奇殺人犯と囚われた被害者の間の監禁と虐待という歪んだ形の交流関係がぶらさがっていて私には均整の取れた幾何学的構造物のようによくできた作品に思えました。
「ハンニバル」では、登場人物が私の趣味に合わなかったのか感情移入できずに事件の推移を傍観者として眺めることしかできないような物足りなさを感じました。
さて、映画化された「ハンニバル」ですが・・・レクターの記憶の宮殿と子供のころの思い出が再現されなかったり、ラストをあんなに作り変えられてしまったのでは・・・これはトマス・ハリスの原作に対して映画の製作サイドが「NG」「ボツ」を宣告したのと同じだと思うんですが・・・じゃあこの映画は何なんだ?となると「羊たちの沈黙」の続編という看板で商売をしたかっただけのハリボテに過ぎないじゃないかと・・・私には思えました。
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- 作者: トマスハリス,菊池光
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