夕方、ラジオデパートに行ったんですが、16.9344MHzの水晶発振子 HC-49Uタイプは見つかりませんでした。16.0MHzや16.38??MHzというのはあったんですが。
千石電商の地下にもHC-49Uタイプの水晶発振子があったことを覚えていたので、行ってみました。が、やはり16.9344MHzのものは見つかりませんでした。
ただ、USという表記の付いた小引き出しの中のHC-49Uに17MHzというのがあるのに気がつきまして・・・16.9344MHzと聴感上の違いがどれくらいあるのか？16.0MHzよりはまともだろうなぁなどと興味がわいたので買ってきました。150円。
DPF-7002の基板に半田ごてをあてるのは初めてだったんですが、先日の遊び半分の半田吸取りの練習やイメージ・トレニーニングの成果か、案外あっさりと元の水晶発振子を抜き取り、17MHzのものを半田付けしました。表面に「17.000 KDK 0242」とあります。
基板を戻して、初めてスイッチを押すときはドキドキものでしたが、特に異音もなし。CDもかけてみました・・・と、全然、普通です。拍子抜けしました。もしかしたら若干、早いのかも知れませんが、私には分かりません。
きっとボーカルなど人の声ならもっと違いが分かるだろうと思って「バーバラ・ヘンドリクス 黒人霊歌集」、「岩男潤子 友枝小学校コーラス部クリスマス・コンサート」など聞いてみましたが、特に違和感ありません。スローなものはスローに聞こえるし。
岩男潤子as大道寺知世 友枝小学校コーラス部クリスマス・コンサート
音質全体についての印象は、ちょっと保留です。色々聴いてみないと。まぁ、ちょっと聴いたところでは問題は感じないのは確かです。少し聴いているうちに、ピアノの音など交換前より良くなってきたような気がします。正当に評価するには若干の慣らしが必要なのだろうと思います。
KENWOODのサービスセンターから、16.9344MHzの水晶発振子を用意できるという旨の連絡がありました。300円、多分税込み315円だそうです。だいたい、サービスセンターのパーツの価格は何でも定価の２倍程度だと思いますので、物としては千石電商の150円の物と同等なのでしょう。
今のところ、17MHzでも全然ＯＫだと思います。高精度の発振子または発振器もこんな風に差し替えただけで動作してくれるとありがたいんですけど。
