しかしバットマンの活動って金がかかりそうですねぇ。スーツが一着300万ドル。ギョロ目の精神分析医？スケアクロウに火をつけられてましたが(＾＾；)ブルースが億万長者だからできることですね・・・。
で、ふと思ったのが、「バットマン アナザー・ウォー」(BATMAN THE ANOTHER WAR)とかいうタイトルで、ブルースの会社が倒産、個人資産も凍結されていきなり無一文に。貧乏と戦いつつヒーロー道を全うして這い上がる話を作って欲しいなぁ・・・と。
ケイブと装備の在庫は残ったものの一回のバットマンの活動のたびに損耗して心細くなる一方。バット・モービルの燃料、弾薬も底をつきアルフレッドが電卓を叩いて頭を抱え・・・ついに自転車、ハンググライダーなど燃料を使わない方法で出動。警察や市議会に資金援助を求めるが一度の活動にかかる経費の実際を知り及び腰に。
ブルースもアルフレッドとともに食うや食わずで働いて資金を稼ごうとするが、身の回りで起きる悪事をつい見過ごせず能無しのレッテルを貼られて解雇され・・・ついにバットマン引退を考えるが、習慣になってしまったヒーロー中毒故にやめられず今日もボロボロのマントとボデイスーツを身にまとったバットマンが黒塗りの自転車をこいで街を行く・・・ってな感じで。
スーパーマンもスパイダーマンもヒーローをやめようというシチュエーションでなかなかの傑作を生み出しているので、今度の新シリーズではぜひ！と思います。「スパイダーマン２」は特に傑作。ヒーローするというのが一種の病気、中毒であり普通の生活を送るには大きな障害でありながら止められない魅力を持つことをうまく描いてました。
