昨日、最初の震度６のとき17:56ですが、直後にTVをつけて震度を確認しようとしました。速報をやっていたのはNHKとTBSですが、TBSの方が早く細かく分かりやすく伝えていました。
また今日の夕方６時頃、レギュラーの報道番組枠で、新潟中越地震の特報をやっていましたが一昼夜でよくここまで作ったなという傑作で、NHKの「クローズアップ現代」並みの質と量でした。現地の色々な生の映像素材、直後に止まった新幹線の中の様子（脱線した「とき325号」とは違う）、寸断された道路、水の抜けた錦鯉の生簀、配給物資に列を作る被災者などなど。
また、新幹線のUREDASシステムが優秀でありながら、今回なぜ脱線が起きてしまったのか・・・地震のP波を感知して１秒で送電を止め非常ブレーキをかける指令を出すにもかかわらず・・・今回の地震はP波とS波の間隔が異常に短く、ほぼ同時にS波がやってきたからのようです。CGも絡めてよくできていました。
極めつけは、１０月新潟に地震があると予想していたという立命館大の教授のレポート。ユーラシア・プレートとフィリピン海・プレートの境界線で９月からM３〜４クラスの小規模の地震が頻発していたそうで、今回の地震はプレートの「ひずみの調整」だったのではないか？とのこと。
プレートに載った日本列島の地質上の分布としては、信濃川沿いの活断層とそれに並行する活断層、その付近の無数の活断層、それに未知の「伏在断層」のどれかまたは複数の活断層が震源になったのではないか？とのこと。これらの活断層の分布は今回の震源からちょうど北東の山古志村に広がっているそうです。
以前から準備していたかのようなよくできた内容でした。
