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読了しました。第一章の「大航海時代とカリブの海賊」が特に興味深く感じました。大航海時代のことほとんど知らないことに気が付きました。
初めて西ヨーロッパからインドに到達して香辛料を直接買い付けたヴァスコ・ダ・ガマ、仕入れ値の60倍で売れたそうです。これが1499年。1506年のデータでも胡椒は2.6倍、クローブは4.6倍ナツメグは41倍だったそうです。
ふと思いましたが香辛料の取引価格の推移を観察して大きな変動があればその理由を探るだけでも結構面白そうですね。流通量の変化は収穫量の変化、交易した船の数の変化、他国の介入などが影響してることが考えられるだろうし。例えば収穫量の変化には天候、天災、戦争、現地の生産物の変更などもあるだろうし。
「ポート・ロイヤル」ってゲームの名前では知ってましたが、海賊が集まるイギリス領の港だったんですね。しかも地震と津波で大きな被害を受けて凋落してしまったとは。「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」にも出てきたそうですが、先日見た「生命の泉」に出てきたイギリス風の港町もそうだったのかな?
「ネオアトラス2」フリープレイにあるので暇を見つけてプレイしてみたいですね。
参考書として「図説 大航海時代」「図説 探検地図の歴史」「世界の戦争(6) 大航海時代の戦争」など買いました。ちなみに講談社の「世界の戦争」シリーズ全10巻揃いました。以前に揃えようかと思った時には古本としては結構高かったものが今回「状態:可」なら安くなっていたもので「中国の戦争」「中世と騎士の戦争」「現代の戦争」も一緒に買いました。これら「世界の戦争」シリーズは4冊買っても1000円ちょっとでした。
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