20240327
「ZP-5コピー」がなかなか良かったので、本家はどうかな?と買ってみました。
UDLの販売ページで注文しました。03/22注文、03/26到着。金曜夕方注文して月曜日に発送、火曜日に到着なので実質1営業日で発送されました。
https://udltoy.jp/
配達はゆうパックでしたが、梱包はオリジナルのパッケージが茶封筒にそのまま入れられていたので他の荷物と当たって穴が開いてました。せめて上面と底面に同じ大きさの段ボールでも保護のために当てておいてほしかったですねぇ。
配達に関する問い合わせ先の郵便局のシールが封筒のちょうど凹んだところに貼られてましたが、補償申請手続きなんか面倒くさくてやりませんよ。
パッケージには「XYL」のロゴが。「XIAO YUE LIANG TOYS」「小月亮左轮」などの表記があり、「シャオ・ユエ・リャン・トイズ」の「リトルムーン・リボルバー」(little moon revolver)ブランドとでも理解すべきでしょうか。
パッケージ上面には「ZP-5 Smith & Wesson」、パッケージ横には「PYTHON 357」w
なので、このトイガンは「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」なのでしょう(^^;)
内容物は、本体、樹脂製カートリッジx24、ゲルボール用ローダー、ゲルボールx1袋(10000発)、XYLロゴ入りホルスター(黒)、マイクロダーツx48、樹脂製マイクロダーツx12、中英文説明書
注文時の商品説明よりも中身がずいぶんと多かったです。オマケかな?
商品説明にあった付属品はこれだけでしたから。
ホルスター、本体入るけどボタンは留められません。バンドを途中で切ってゴムバンドなどで繋ぐといいかも(^^;)
=>リアサイト部分でぶつかってましたがうまく押し込むことでボタンを留めることができました
ゲルボール用ローダーはAliExpressで注文しようかと散々迷っていたのでありがたいです。実際に使えるかどうか、まだ試してませんし、そもそもいくつかある中華製のBBローダーがゲルボールローダーとしても使えるような気もしてるんですけど。
東京マルイのは出口が小さくてパッキンも嵌ってるので無理そうですが。
興味深いのが「樹脂製マイクロダーツ」とした見慣れないマイクロダーツ。
弾頭がふかふかの柔らかい中空のゴム?またはEVAで、胴がちょっと硬めのEVAのようです。弾頭のすぐ後ろが直径:約6.6-6.7mm、胴の後端が直径:約6.9-7.0mm(約0.5mm幅のリム)。
かなり緩い「UDL2011」の金属製カートリッジに入れると、やはり緩いですがどうにか留まります。前後で直径が違うのでカートリッジ内で傾きますが、傾くことで本来の直径よりも太い部分ができて中でつっかえるという感じでしょうか。
7.0mmのプラパイプで胴を作った自作のものは「UDL2011」の金属製カートリッジに対してキツイか緩いかだったんですが、これも先細りにすれば問題解消するかも知れません。
ですが、胴をシリコンチューブで作った最新のものは「UDL2011」の金属製カートリッジにも樹脂製カートリッジにも使えて、削らず簡単に作れます。
ただ・・・今回オマケ?で付属していた樹脂製マイクロダーツは、「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」での初速は10m/s台後半でしたが、シリコンチューブで作った自作のものも似たような初速です。重いんですよね。
ちなみに通常の赤い弾頭のマイクロダーツだと、「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」での初速は14-31m/sとバラツキありますが、20m/s台後半が多く出ます。
本体ですが、うーん、パイソン風のバレルと跳ね馬のマークがあるけど・・・やっぱりS&Wでしょ(^^;)
なかなか良い外観だけど、グリップの合わせめ下部前方に隙間があって気持ち悪かったので、グリップパネル外して原因と思われる部分を削ってしっかり閉じました。
マズルは商品写真と違って赤くなくて黒でした。良かった。
「ZP-5コピー」との違い
外見で違うのは、「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」はシリンダー、シリンダーヨーク、エキストラクターロッド、トリガー、ハンマー、サムピースなどが金属製のようです。
「ZP-5コピー」は外見で見える部分では金属パーツはエキストラクターロッドだけのようです。
当然、重量も違います。約158gに対して約330gと2倍以上の重量があります。バレルの長さも違いますけど、パーツの重量の違いが大きい。
シリンダーをフリーで回せる方向も「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」は反時計回り方向ですが、「ZP-5コピー」は何故か時計回り方向。シリンダーにある溝の形からすると「ZP-5コピー」はちょっとおかしいかも。
カートリッジもちょっと違いました。外見も違いますけど、内径が「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」は「ZP-5コピー」より小さめで、「8mmBBゴム弾」も「赤いゴム弾(7mm)」もキツすぎて発射できませんでした。
「ZP-5コピー」がいいと思ったのは、トリガー引くとカートリッジの先端がバレルの入口にほぼ接することだったんですけど、「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」はシリンダーの前の隙間が大きくて全然届かないみたいなんですよね。これの良し悪しはまた後でチェックします。
ゲルボールの「アカテナ2.5」ですが、「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」のカートリッジに後込めで装填して撃つと発射されずカートリッジの前に移動するだけ。この状態で撃つと発射されるんですが、初速は一桁から10m/s台程度。先込めでは一回目で発射できますが、初速は同じ。
「ZP-5コピー」のカートリッジに後込めで装填して「ZP-5コピー」で撃つと20m/s台後半から30m/s台出ます。
ならばということで「ZP-5コピー」のカートリッジに後込めで装填して「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」で撃つと20m/s台後半から30m/s台出ます。
どうも「XYL ZP-5 S&W PYTHON 357」付属のカートリッジはよろしくないみたいです。まだ本体のシリンダーに入っていた分のカートリッジしか使っていないので、もしかしたらたまたまよろしくないだけかも知れないので、残りのカートリッジもチェックしてみますけど・・・
「ZP-5コピー」のカートリッジをAliExpressで注文しておこうかな(^^;)
カートリッジ比較
数値はすべて精度を保証しません。「約」「だいたい」で。単位はミリ(mm)
「XYL ZP-5」付属カートリッジ
長さ:全体39.9、首7.4、胴29.1、リム2.6
外径:前端9.4、首10.1、胴11.0、リム12.1
パッキンを外した内径:前端7.1、後端7.1
パッキン内径:7.2
「ZP-5コピー」付属カートリッジ
長さ:全体40.8、首10.3、胴27.4、リム2.3
外径:前端9.6、首10.3、胴11.2、リム12.2
パッキンを外した内径:前端7.4、後端7.5
パッキン内径:7.4
※長さはパッキンがはみ出ている量を0.1としても合計が全体の長さになりませんが、誤差として許容してください。
長さの補正は難しいとして、内径を削るのはありかも。せっかく24個もあるのでとりあえずいくつか試そうかなと。
「ZP-5コピー」付属カートリッジは外径がちょっと太いので「XYL ZP-5 PYTHON」のシリンダーにセットするのは問題ないですがスルッと抜けないです。6発装填した状態だとエキストラクターロッドを押して排出するのも難しい。
ちなみに・・・「World of Guns」を見ると、S&Wでエキストラクターロッド(Extractor Rod)はCOLT PYTHONではイジェクターロッド(Ejector Rod)となっています。
20240328
せっかく同梱されていたゲルボール用ローダー、使う機会がないです(^^;)
これまでもゲルボールをカートリッジに詰める際には、綿棒の空き容器の蓋などにゲルボールを出してその上からカートリッジの先端か後端を被せて無理なく入る大きさのものを選びながら詰めていたので、なるべく砕けないように発射させるにはその方が都合が良いので。
=>付属のローダーは「8mmゴムBB弾」を「ZP-5コピー」のカートリッジに装填するのに使えました。
「ZP-5コピー」との違い 続き
カートリッジをシリンダーに入れた状態のとき・・・「ZP-5コピー」は銃口を真上に向けてもシリンダーが回転して問題なく発射もできるんですが、「XYL ZP-5 PYTHON」は銃口が少し上に向くだけでシリンダーが回転しません。
「XYL ZP-5 PYTHON」は発射時にエアーを噴出するノズルが普段から「ZP-5コピー」よりも出っ張ってるんですね。それが、カートリッジのリムに干渉してシリンダーが動かなくなるようです。シリンダーにカートリッジが入ってないときは問題ありません。
「ZP-5コピー」通常時と射撃時
「XYL ZP-5 PYTHON」通常時と射撃時
比較してみると通常時のノズルの出っ張り具合はあまり変わりませんね。シリンダーに入っているカートリッジのリムとパッキンの出っ張り具合が違うようです。
シリンダーの大きさも若干違っていて、「ZP-5コピー」が長さ:約40.4mm、「XYL ZP-5 PYTHON」が長さ:約39.8mmでした。
「XYL ZP-5 PYTHON」はフリー状態でシリンダーを反時計回りに動かすときは銃口を上に向けていてもひっかからずに回せるんですが、トリガーを引いたときの時計回りのときには銃口を上に向けていると引っかかりますね。
ん?これもしかして・・・ノズルの片側(手前側)を削ってなだらかにしてやれば時計回りのときにもひっかからなくなるのでは?
でも、それは対症療法ってやつで削るともとに戻すのが厄介。一発目からひっかかるのではなくて途中からひっかかることがあるので、トリガー引いたときにノズルが前進したあと、戻りが弱いというか後退量が少なくて残ってしまう感じ?できればそれを何とかしたいかな。
インナーバレルというか、スムーサーバレルというか表面が滑らかな樹脂製のチューブがバレル内にありますが、「ZP-5コピー」は黒、「XYL ZP-5 PYTHON」はクリアオレンジでライフリングのような螺旋の筋があります。
分解してみました。
上に向けたときにノズル部分にカートリッジが引っかかるのは、ノズルの形状によるものですね。
反時計回りの時、カートリッジのリムはノズルの傾斜の緩い右上の方から来るのでひっかかりませんが、時計回りの時、ノズルの傾斜のキツイ左下の方から来るのでひっかかるようです。
結局、削るのが一番手っ取り早いのかな。
赤い線の内側、銃口を前に向けてノズルを後ろから見た場合の左下を少し削った結果、カートリッジをシリンダーに入れていても銃口を真上に向けてトリガーを引いて、ひっかからずにスムーズにシリンダーが回転するようになりました。
20240330
外径:12mm、内径:8mmのシリコンチューブを買ったので、カットしてバレル内部に入れてみました。
長さは約17mm、斜めにカットして時計回り回転のときにシリンダーの動きを邪魔しないようにしてます。内径も8mmだと狭すぎるだろうとリューターと耐水ペーパーで削ってテーパーを付けてます。
赤い弾頭のマイクロダーツ5発での初速測定は、シリコンチューブをつける直前は
赤弾頭マイクロダーツ(シリコンチューブなし) 26.0-34.5m/s 内訳(31.3、34.5、26.0、30.5、33.3)
でしたが、シリコンチューブをつけた直後は
赤弾頭マイクロダーツ(シリコンチューブあり) 28.7-32.3m/s 内訳(28.7、28.9、32.3、30.1、31.9)
あまり変化無しでしたが、弾道は荒れました。やっぱり接触してるみたい。
無い方がいいかな?
カートリッジ先端とバレルの気密が取れているわけではないので、大きな変化は無いですね。以前、作ったマイクロダーツ・テスト用ロングカートリッジのようにバレルとカートリッジの理想的な気密を作れれば、初速はもっと上がりそうな気はします。
トイガン「マイクロダーツで遊びたい」 - Blog:Neutron Star
20240331
AliExpressで注文した「ZP-5」用金属製カートリッジが届きました。3/27注文、3/31到着。国内配達はヤマト運輸。チャック付きビニール小袋に入ったものがプチプチシートに包まれてクッション付き封筒に入ってました。6発で2039円。「PLAYFUL BAG Store」
注文したときには、このストアにはもう一種類別の金属製カートリッジがあって少し安かったんですが、重い方を選びました。
購入した方は1発約13gで6発入り袋ごとで約82g。軽い方は確か28gとなってました。
サイズは「XYL ZP-5 PYTHON」付属のものとほぼ同じですが、先端が丸みがついていたり胴に溝や段差があったりで見かけが若干違います。
20240403 削れるエキストラクター
シリンダーがちゃんと回りきらないことがあって、よく見たら樹脂製のエキストラクターがかなり抉れるように削れていました。
これ多分、銃口を少し上に向けるだけでカートリッジのせいで回りにくいという症状に気づかずに無理にトリガーを引いていた最初の頃の傷じゃないかと思います。一箇所だけじゃなくて6箇所全部に何らかの傷があります。「ZP-5コピー」のエキストラクターにも少し傷がありますが、まだマシ。「ZP-5コピー」の付属カートリッジでは引っかかりにくかったですからね。
一言で言えば「XYL ZP-5」の付属カートリッジのせい。
どこかで「XYL ZP-5」の金属製エキストラクターが売られているのを見たような気がして探しています。
無かったら・・・シリンダーが回りきらない症状がひどくなったら「ZP-5コピー」をもう一丁買って部品取りに使うか(^^;)
20240404 エキストラクター~応急処置
とりあえず、瞬間接着剤「ロックタイト ピンポインター液状 高耐久性」+「WAVE 瞬着硬化スプレー」+砂鉄で一箇所だけ応急処置してみました。
砂鉄は筆先で抉れた部分に載せてみたんですけど・・・瞬間接着剤の表面張力で動いてしまって肝心な部分にはうまく硬化定着しないで周辺に付着して硬化しちゃいました。
結局、補修した部分はほとんど瞬間接着剤が硬化したものになってしまいましたが、カッターで整形してみたら結構固いので応急としてはこれでいいかな。
抉れる原因になったのと同じ力がかかれば当然削れてしまうでしょう。エキストラクターの樹脂素材の方がもっと硬いので、それが削れてしまうくらいのダメージには無力です。
シリンダーが回りにくいときは無理しないように気をつけないと。
20240408 ロングバレルと弾道
臥龍商店で買ったサードパーティー製?の6インチ?ロングバレルを装着して、2.5インチバレルの「ZP-5コピー」と撃ち比べをしてみました。
ターゲットは、WAのブラックホール式?金属製ターゲットにターゲットペーパーの中央黒円を切り抜いて直径約5cmの穴を開けてそれ以外を薄いポリカーボネートで保護したもの。
約2.4m先に置いて直径5cmにどれだけ入るかということで、白弾頭のマイクロダーツを30発ずつ。結果は2.5インチバレルの「ZP-5コピー」が2/30。6インチロングバレルの「XYL ZP-5 PYTHON」が4/30。
5cmに入らなかったものの弾着がどれだけ近かったかというのを見ればロングバレルの方が良かったと言っていいと思うんですが、難しすぎたかも。
とうことで、ターゲットペーパーを外して撃ってみたら・・・結果は2.5インチバレルの「ZP-5コピー」が6/30。6インチロングバレルの「XYL ZP-5 PYTHON」が10/30。
ただ、これ斜めの側面に当たったものが奥の35x40mmの四角に入ることもあれば、その付近に当たって跳ね返るものありで見た目ほど簡単ではなくて集弾性が正確に測れてるとは言い難いかも。穴に入らなかったものの正面辺りに落ちていたダーツを含めれば2.5インチバレルの「ZP-5コピー」が10/30。6インチロングバレルの「XYL ZP-5 PYTHON」が15/30。
もっと簡単に、いつも使っているターゲットボックスの入口16x16cmを通るかどうかの方が良かったかも。
まぁでも、実はロングバレルの方がマイクロダーツの弾着を制御しやすいということは言えるんじゃないかな。
ちなみに、カートリッジは2.5インチバレルの「ZP-5コピー」の方が「XYL ZP-5」用金属製カートリッジ、6インチロングバレルの「XYL ZP-5 PYTHON」の方が「XYL ZP-5」用樹脂製カートリッジでした。
「ZP-5コピー」付属の樹脂製カートリッジはパッキンがマイクロダーツに対してゆるすぎて使えませんでした。