「シン・ゴジラ」再度見たくなったので中古購入しました。Amazonのマーケットプレイスでは2枚組より3枚組の方が最低価格は安かったです。パッケージデザインのせいでしょうか。3枚組の方が地味だから?w
ちょっとひっかかるのが「ヤシオリ作戦」、というより凍結作戦案について。経口投与したのは単なる血液凝固剤、それでゴジラが凍結したのはゴジラ自身の原子炉?のようなエネルギーシステムが自滅しないための自衛措置によるもの。
これってゴジラそのものに頼りすぎてませんか?原子炉のようなものとして仮定して血流による冷却システムを血液凝固剤によって阻害したら原子炉スクラムのような緊急停止状態にするために緊急冷却システムが内在するはずだという見込みによるものですよね。
暴走して融解する可能性だってあったはず。完全生物という推定が外れていなかったから良かったものの不完全生物だったら?
遺伝子情報が人間の8倍もあるという布石はあったけど、不完全で事故を起こした原子炉があるようにゴジラが急速な自己進化のせいで不完全な生物だったら・・・別のバッドエンドがあったはず。
まあ単発で完結する映画興行的にはありえない話か・・・
「シン・ゴジラ」にはバッドエンドにしないための強引な布石がいくつかあります。そのひとつはゴジラが放出する放射性物質が新元素であり半減期が20日だというごく短いものという設定。
半減期はウラン238なら45億年、ウラン235で7億年とされています。核分裂ならウラン235の方が一般的ですが、東京は人が住めなくなりますね。でもその方が現実にはあり得ただろうという・・・
バッドエンドが好きなんじゃないです。あり得るのはどっちなんだろうということなんです(^^;)