Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

映画色々

ハクソー・リッジ

これも実話ベース。「ホース・ソルジャー」は実話ベースと知ってレンタルしましたが、「オンリー・ザ・ブレイブ」「ハクソー・リッジ」は特に意識せずに見たいと思いました。でも、どこかで見かけて何となく意識していたかも。

良心的兵役拒否者(軍隊にいながら銃など武器を持つことを拒否)で初のメダル・オブ・オナーを受勲。軍役中?に75人の負傷者の救助?に関わったという。

特に沖縄戦の「前田高地」、米軍が「Hacksaw=弓鋸」の崖(ridge)と呼ぶ陣地の攻防で多数の戦場に取り残された負傷者を何人も救出したらしい。

確かにこのシーンは感動的でした。

まぁ狂信者はその対象が何であれ、キリスト教でも天皇陛下でもイスラム教でも、強いですよね(^^;)

結果として所属する部隊で認められたけど、軍に志願しておきながら銃は持てない、銃を使う訓練は出来ない、例え敵に自分や味方が攻撃されても反撃できない・・・こんなの迷惑以外の何物でもないでしょw

軍隊が効率よく機能するのを妨げる異物でしか無いですよ。

除隊を勧められても、訓練を拒否する者がいるということで部隊全体が懲罰の対象になったせいでリンチを受けても居続け・・・結果、上官の命令への不服従、抗命罪で軍法会議にかけられるのも当然かと。

ところが、良心的兵役拒否者の自由は軍隊内でも合衆国憲法で保証されるという判断で無罪に。

そしてハクソー・リッジでの戦いで奇跡的な働きをし、かつては排除しようとした部隊が彼を戦いには必要不可欠とみなすようになる。

それは良いんですがね、クライマックスで天皇を奉ずる日本兵に対するキリスト教戦士の勝利みたいな無双シーンのように聖書を見せながら勇ましく蹂躙する見せ方は勘弁して欲しかった。心境複雑というより安っぽい片方の正義の見せ方に見えて残念に感じました。

そもそも主人公デズモンド・ドスはキリスト教といっても新興宗教の信者に当たる宗教的マイノリティーで平時は差別の対象じゃないですか。

中世ではキリスト教でも異端は迫害されたし、ヨーロッパ人は同じキリスト教徒は奴隷にしないことにしていましたがローマン・カトリックと異なる教義を信じるギリシャ正教の信者は奴隷としてイスラム教徒に売っていたし。

さらに言うならユダヤ教キリスト教イスラム教、「信じる神は同じ」だというのに教義の違いで戦争を繰り返している。

戦争の勝敗に宗教や信念の優劣は関係ないですよ。