真田丸（47）「反撃」

片桐且元の出番がもうないようなので、秀頼と淀の最期を具体的に描かないつもりなのははっきりしました。落城間際に秀頼と淀殿の潜伏場所の心当たりを告げさせる代わりに、砲撃を避けさせるつもりで淀殿の部屋（寝所？）を指摘させたようですね。

結局、大河ドラマのように時間と金をかけても色々な都合で脚色してしまうわけで・・・「真田丸」というタイトルであっても大坂夏の陣さえも描き方が不十分。

Kindle Unlimitedで「日本の戦史　大坂の役 (徳間文庫カレッジ) Kindle版」読んでいますが、この中のそう多くはない記述さえも正確に描けない・・・今回だって信之と妻女のエピソードなんか描く暇があったら・・・と思うんですが、色々な都合で描かざるを得なかったんでしょう。

大坂の役: 日本の戦史 (徳間文庫カレッジ)

ほんと、大坂の役だけでも「ゲーム・オブ・スローンズ」の製作環境と成人向けで作ったら、一般人は面白いとは思わず、エグさがかなり増すでしょうが、歴史的傑作になるんではないかと夢想してしまいます。

あと２話ぐらいでしたっけ？最終話にはサブタイトルが無いという話も聞きました。嫌な予感しかしませんが・・・。

今回、はいだしょうこが良い感じの美しさが出ていました。絵を描かせなければ美人なんですよねぇ、この人(^^;)

（追記）
大蔵卿の局のキャスティングは正解でしょう。この人の「なりませぬ」をきりちゃんの「なりませぬ」と比べれば、その価値が分かろうというもの。

秀頼は、なぁ・・・イケメンすぎて。伝えられるところでは大坂の役の頃、20代で身動きがままならぬほど肥えていたとか。

（追記）
平田某が信之を誘って兵糧を大坂城に届けるシチュエーションに何故こだわっていたのか分かった気がします。秀頼の脱出と肥後などへ落ち延びる説を採用する可能性が高いですね。幸村、大助も生き延びさせる気かも。ラストで僧形の幸村と信之が擦れ違ったりする終わり方とか、ありがちですが。