- 作者: 児島襄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1994/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
中公バックスの「日本の歴史 22 大日本帝国の試練」を読み返してますが、日露戦争は陸戦に関しては装備が優秀で地の利も得ていたロシア軍をただただ日本兵の命の量を代償にして際どいところで敗北させただけであったのを真相を隠して日本陸軍という軍のシステムと日本人の精神が強靭であったということにして・・・「機密日露戦争史」によれば逆に日本兵は戦争に際して精神の弱さがあると見ながらそれを故意に隠蔽して公刊戦史には物質的な劣勢を精神性で乗り越えたように記述していたということで後の陸軍の誤った手本とさせてしまったようですね。
児玉源太郎も乃木希典もただ無策な人海戦術を強引に推し進めただけであったのに。日本だけではないでしょうが、公に嘘がまかり通るというのはやりきれないことです。
- 作者: 谷寿夫
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2004/05/25
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る