Etymotic Research ER-4S　もげたステムを繋ぐ

先日（http://d.hatena.ne.jp/tma1/20120624#p1）もげてしまったER-4Sを修理してみることにしました。

プラリペアで補修するので断面は厚みを半分以上残しておいて外側を削ぐような形にしました。

色々なやり方があるでしょうけど接合部分の裏打ちができないので破断した断面を瞬間接着剤で仮に固定してから削いだ部分にプラリペアを充填して補修＆強化という形にしました。

プラリペアですが・・・溶液を粉末に垂らしてからニードルで刺して盛り付けるやり方をしたところ粉末容器の中でできる固まりが今回の必要な分量以上のものになってしまって溶液のコントロールが難しいと思いました。ニードルの先端から少し手前に溶液の出る穴があるんですがせっかく少しの分量を落として小さい固まりを作ってもニードルを刺そうと下に向けていると溶液が勝手に吹き出してきて固まりがさらに大きくなってしまいます。

結局予定以上の分量を盛りつけてからニードルでそぎ落とすような形になりましたが細かい部分の作業には向いてないし、溶液が強力でうっかりしてたら本体表面が溶け出して指紋がべっとりorz

持った部分を削って整形していたらフィルターの嵌っている先端部分から細い縦の亀裂が・・・。

これもいずれ亀裂が広がるだろうからと亀裂に沿って削ってからプラリペアを盛りました。

半分瞬間接着剤で付いているようなものだから補強のために根本が太くなるようにデザインナイフと耐水ペーパーで整形しておきました。