図書館戦争 #01-12
図書隊ってのは無理ありそうな存在ですが、まぁ守るものは別に表現の自由ではなくても話作り自体はできたのかも。図書隊は組織の構造や構成員の日常など基本的に自衛隊クローンのように描かれていたし・・・かといって自衛隊そのものを描くのは・・・実戦の機会のない自衛隊は絵にならないというのもあるし、かといって実戦の状況を描くのは色々と問題ありそうだしで架空の組織を描くことにして。
何故、図書館の付属なのかというのは作者の嗜好と関連知識に拠るのかも知れません。まぁその辺がひっかりながら見始めたんですが底にブラッドベリ作品に対するオマージュがあるというのが分かったらどうでも良くなっちゃいましたけど(^^;)
しかし改めて、自衛隊というのは力を持ちながら行使することを望まれていない、実に苦しいジレンマを抱えさせられている組織なんだなぁと思いました。
話の方は割りと予想のつく流れの範囲に収まっていて正直物足りない気もするんですが、この手の身元不明の憧れの君と女の子の話に食傷していない人にはスタンダードになりうる良作だなと思いました。原作はどうか知りませんが少なくともアニメは作りも良かったし。
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