カンボジアでNGOやちょこっとボランティア気分のちょいボラ観光ツアーによる井戸作りがブームだそうで(^^;)清潔な真水の少ない貧しい地域では感謝されるそうですが、水質検査は行わないことが多く残念なことに地下水そのものに自然に含まれる砒素の濃度が健康被害をもたらすほど高いケースが多いそうで、善意のつもりで作った井戸で砒素中毒にかかって死んだり苦しんだりする住民が出ているとのこと。従来通り地下水に頼らず、川や池などの水を浄化する設備を提供する方が安全らしい。
同じくちょいボラでカンボジアのボランティアに参加した外国人の主催するNGOは水質検査を請負ったり素焼きの植木鉢のような簡単な浄水器や水道施設の普及に努めているとのこと。
安直な井戸作りを非難するのは簡単ですが、ちょいボラでも何もしないよりもマシでしょうね。
