検視って通常、一般の開業医などがするんですね。しかも外見だけで見て状況や死に方に不審な点が無ければ、解剖もされず・・・明らかな病死と共に最も一般的な死因は「心機能停止」つまり何らかの理由で心臓が停止したことで処理されてしまう。
それから生じる不都合というのは例えば犯罪が見過ごされるとか、強い伝染力を持つ感染症の蔓延を防げないとか。
ただし司法解剖や行政解剖などを主に行う大学病院などは担当者の不足などから手一杯で処理に数ヶ月かかるとのこと。
また遺族の感情的な問題で解剖して死因を調べた方が良いと検視官からアドバイスされても解剖に同意が得られず、もしかしたら次の犠牲者が防げるかもしれない何らかの不具合(例えば乳幼児の突然死の原因)が解明されないままになることも。