Xbox360とG2400WDのみ電源オンの状態でUPSのコンセントを抜いてバックアップモードを試してみました。ワットチェッカーにはXbox360のみ繋いでいます。
バックアップを始める前のワットチェッカーの表示では供給電圧は103V(Power Factor ProからのACのはず)、Xbox360のダッシュボード状態の消費電力は145-150Wでした。G2400WDの消費電力は昨日の結果から26-28Wのはずです。またPCにUSB扇風機が付いていてこれが約5Wだと思います。Xbox360にも背面に冷やすファンが付いていてこれの消費電力は5Wですが、これはXbox360の消費電力に含まれているものとします。
ちなみにうちのXbox360はLOT 735のHDMI付通常版で、消費電力やネットの情報からゼファーと思われます。ダッシュボードで約150W、FPS系ゲーム中は約180W、DVD再生時は約119Wです。DVD再生で試すので実際にUPSにかかっている負荷としての消費電力は約150Wだと思ってください。
バックアップ開始後、面白いことに電圧は113-115V、消費電力は変わらずでした。
ちなみにバックアップモードに切り替わってもXbox360は再起動などしませんでした。プラグの位置の関係で、プラグを抜いた瞬間の画面は見られませんでしたが、少なくともXbox360、G2400WD共に電源断&再起動の兆候はありませんでした。
ところでUPS側のアラームの実際の動作について昨日の記述は間違っていました。最初13秒くらいの間隔で鳴り始めますが、徐々に短くなっていくようでここからLOWバッテリーというはっきりした切れ目は分かりませんでした。
マニュアルによればLOWバッテリーで10秒間隔から2秒間隔に切り替わるような記述ですが・・・5分経過で11秒、10分経過で8秒、13分経過で6秒。14分30秒経過で4秒間隔になりアラームの音が長く伸びた感じを受けました。さすがに不安を感じたので再生していたDVDを停止してダッシュボードに戻り、コントローラーで電源を切りました。この時点で電圧を見たら何故か122V!?
そこでUPSのプラグを繋ぎなおして通常モードにしました。その時のワットチェッカーの電圧表示は100Vでした。
UPSの動作でいくつかマニュアルの記載と異なる点が見られて興味深いです。まずバックアップモードでの電圧が100Vではないこと。そしてアラーム。
もしかしたら2秒間隔になった時点がマニュアルのいう本当のLOWバッテリーの状態なのかもしれませんが、間隔が加速度的に短くなる感じを受け、2秒間隔になるまで待っていたらプラグを挿し直す前に完全にバッテリーが切れてしまいそうなので4秒間隔になった時点(約15分)でやめておきました。
電圧に関しては、ひょっとして日本向けのXbox360の適正動作?電圧ってインド、台湾、韓国辺りのいわゆるアジアで一般的な家庭用電源向けの110Vなんじゃないでしょうか。なので何らかの原因でコンセントからの電圧が100V未満になってると故障しやすいとか???
PCは消費電力がもう少し大きくなると思いますが、10分くらいはバックアップできそうです。基本的にはアラームがなったら機器の使用を中断して電源オフすることにすれば、Xbox360とPCを同時に起動することはほとんど無いので十分使えるでしょう。