Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ISOCLEAN POWER オーディオグレード ヒューズ


HA-1Aでもうひとつ試してみたいのが、ヒューズの交換です。オーディオ機器のヒューズ、変えると結構、音が変わるらしいですねぇ。


標準添付の交換用ヒューズは長さ20mm、T2A 125Vのものです。試しにHA-1Aのインレット下部にあるヒューズ・ケースを開けて見ると同じものが合ったので金具部分をルーターのパフ・チップに模型用のコンパウンドをつけて磨いてから無水アルコールで拭き、接点復活剤(SETTEN No.1)をつけて戻しておきました。


このヒューズ・ケースはマイナス・ドライバーでスリットを押し付けて引き抜くタイプだったんですが、最初はインレットのコネクタを外そうとしました(^^;)ネジを回したけど左は普通に外せましたが、右はストッパーがあるようで・・・というかGRNDの線も繋がってるみたいで外せませんでした。


クライオ オーディオ テクノロジーのセラミック式のもあるようなんですが、カイン・ラボラトリー・ジャパン取り扱いのISOCLEAN POWER オーディオグレード ヒューズを買いました。


某ショップで買うときに、遅延型か即断型か尋ねましたが・・・分からない・・・即断型だけどISOCLEAN POWERではそうは謳っていないという謎のような言葉で・・・。


HA-1AのはT2Aですから遅延型の2Aなので遅延型にしたかったのですが・・・定格以上の電流が流れたときの用心とはいえ電源投入時に瞬間的に定格以上の電流が流れる場合、即断型ではその大きさによってはあっという間に切れてしまうらしいので、ちょっとドキドキですね。あっという間に3000円近くがゴミになるかも?


それで、気が付いたことがいくつか。ヒューズ・ケースには250Vのみ使用と英字で書かれているのに、125V。HA-1Aの取扱説明書内の回路図には「1A250V」とあります。これって、合計で250VAならOKってことなんでしょうかねぇ。


で、ともかく買ってきた実際のブツを良く見ると・・・チューブの側面に矢印がありますね。この向きはどう合わせるんだろう?ヒューズケース側の表示にヒントがあるのかな?金メッキのキャップ部分の矢印の先の方には「belE JET125V」とあるように読めました。矢印の元のキャップには「5TT2A250V」他UL、CEなど規格のマークがあります。


ってことはこれは実は「遅延型」?それとも向きによって違う?パッケージには説明書と金属部分を拭くためのシートが入ってましたが、説明書を読んでも「6-12ヶ月ごとに交換」「接続部を綺麗に」「交換するときヒューズの矢印の向きを確かめろ」でした。うーん、向きかぁ・・・。やっぱり向きは一方通行で「遅延型」ってことですかね。(追記:ISOCLEAN POWERのヒューズは今のところすべて遅延型(スローブロー)だそうです。某ショップの店員、いい年して適当なこと言ってるなぁ。)


取り付けは延期して向きを調べることにします。それに、FURMAN POWER FACTOR PROを入れたばかりではもったいないし、何より避けたいのは、せっかくヒューズを変えても違いが分からない・・・なんて事態。2、3日はFURMAN POWER FACTOR PROのありがたみを味わいたいものです。


それと、金具部分、誰かが素手で触ったような曇った部分があります。メッキが剥がれない程度にコンパウンドで磨こうかな?