現在「DR.DAC2 DX」内のオペアンプは前の持ち主が取り付けていたものを使ってます。接点No.1を使った程度で制振とか手を加えてません。今のところ変えようという気が起きません。POWER FACTORのアースを何とかしてからかな?とも思うんですけど、不満もないんですよねぇ。
それに・・・どうやら老眼が・・・orzもうオペアンプのラベルを見るのもツライんですけど。老眼鏡必要かなぁ?本を読むのはまだ全然問題ないんですけど、オペアンプのラベルを良く見ようと顔に近づけると・・・メガネを外さないと焦点が合わないorz
それはともかく、I/V変換に使ってるLT1364、スルーレートとセトリングタイム、凄いですね。理屈から言えばI/V変換向きなはず。好みの音になるかどうかはともかく。
今後真っ先に変えるとしたらヘッドホン・アンプの部分かな。ヘッドホン・アンプにはLT1169が使われてます。ハイインピーダンスで超ローノイズ。下の表では電圧ノイズしか抽出してませんが、LT1169は電流ノイズが0.8fA/√Hz。(http://cds.linear.com/docs/Japanese%20Design%20Note/jdn140.pdf)理屈的にはS/N比良好ですよね。後は音が好みかどうか・・・ですか。
私の手持ちのオペアンプ表に加えると下のようになります。
スルーレート | セトリングタイム | ゲイン帯域幅積 | 雑音密度 | |
---|---|---|---|---|
LT1364 | 1000V/μs※ | 0.05μs※ | 70MHz | 9nV/√Hz |
LT1169 | 4.2V/μs | - | 5.3MHz | 6nV/√Hz※ |
OPA627BP | 55V/μs | 0.55μs | 16MHz | 10nV/√Hz |
OPA637BP | 135V/μs | 0.45μs | 80MHz※ | 10nV/√Hz |
OPA2604AP | 25V/μs | 1.5μs | 20MHz | 15nV/√Hz |
OPA2134PA | 20V/μs | 0.7μs | 8MHz | 8nV/√Hz |
AD823AN | 22V/μs | 0.35μs | 16MHz | 16nV/√Hz |