Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

暑さもひと段落、なのであちこち手入れを・・・


暑いと汗みどろになるのが嫌であまり重要でないこと(ケーブルの整理とか)は後回しにしていたんですが、今日のような陽気になると体がまるで勝手に動くようです。


木製のユニット式ラックのHA-1Aを載せている天板とその支柱の間にハネナイトを挟みこみました。最初ハネナイトに簡単に穴を開けてネジを通すようにしたのですが、予想以上にひねりに強くて天板を支柱に固定するネジがさっぱり回りません。そこでドレメルのワイヤレス・ルーターにストラクチャード・トゥース・カッターを付けてネジの大きさ分きっちり削って穴を開けました。ストラクチャード・トゥース・カッターは発泡スチロールなど軟らかいものを削って整形するのに便利なので、ハネナイトなどゴム製品の成型に使えます。


ちなみにHA-1Aの足は元々ゴム製です。アルミ?の円柱に半球状のゴムがついているのですが、さすがにこのまま木製の天板に載せるのはどうかと思うのでHA-1A、STAX、CDP共に人工大理石のインシュレーターを使っています。STAXのドライバは元もとのプラ製の足を外して上向きにしたスパイク(銅の球体)に載せています。


次に勢いに乗って?PCの内部と外部を問わずネジというネジにパーツ屋で購入した100個200円のナイロン・ワッシャーを付けました。またスパイラル・チューブを使って内部のケーブルの一部をまとめました。


その際、BEEP音を鳴らすスピーカーの線が切れてしまいました。もう6年くらい使いまわしているフルタワー・ケースなのでケース付属のケーブルは劣化してきているようです。スピーカーの線を剥きなおして古いハンダを吸い取り器で取ってからハンダづけをやり直しました。


PC背面のケーブルも100円ショップのスパイラル・チューブでまとめました。


ついでに電源ケーブルのインレット側に電磁波吸収テープを巻きました。また、キーボードだけ繋いだ状態でPCの電源をONしてすかさずBIOS設定モードに入って、テスターでケースのAC電圧を測ってみたら・・・15V以上あってちょっとピリピリします。3Pプラグの電源ケーブルで3Pのタップに挿しているので接地極を間違えるはずはないしアースの終端はちゃんと埋設したアース棒と繋がっているはずなのに・・・と思って検電ドライバーをタップに挿したら極性がひっくり返っていました。このタップのプラグはアースがリード線として出ている2Pプラグで、先日、UPS機能付きのタップに繋いだときに間違えたようです。


ここまでやると、さすがに気のせい以上の音の変化を感じます。金持ちであれば金を湯水のように使って高額な機器を買い揃えて音質の向上を楽しむところですが、貧乏人の私は体を使って汗を流すことによって疲労感+達成感によってプラシーボ効果&脳内麻薬もプラスして音質の向上を楽しみます(^^;)


ちょっと自虐気味でしたが、真空管アンプのHA-1Aには今回の振動対策は有効だったのでしょう。まぁ、Beforeが振動対策ゼロの状態だったので、今回の改善は満足のいく結果を出せました。


難しいのはここからなんでしょうね。ある程度の水準に達するとその上に行くには、それまでの倍以上の労力とコストがかかるのがオーディオのようです。


秋近しなので、それまでにできることはやっておきたいとは思いますが。


ヒルデガルト・フォン・ビンゲン+リチャード・サウザー 「ビジョン」

Vision


昔、東芝EMIで出た1994年の国内盤を持っていますが、このCDはひところは毎晩寝る前に聞いていました。PCも明かりも消してできるだけ静かな状態にして横たわって聞くと感動的。


今回の改善によって奥行きが増したように感じます。