なんとまだ未帰還の旧日本兵がいたとは・・・さすが熱帯の密林は奥が深い(^^;)などとのんきな感想は日本人だけのものかもしれません。
他の国からすれば、これが日本人の奥深くに潜む不気味な習性に見えるのではないか?と思えるんですが。
命令されたからといって、60年の人生を軍務にささげることができる・・・これは美徳とばかりは言えません。そもそも日本人というのは自由とか自主自律というものに無縁な、アリかハチのように社会に対して非人間的ともいえる異常に従順なあるいは忠誠を示す性向を持っているんではないでしょうか?
こういう民族には社会主義体制が根付きさえすれば、ソビエトや中国など足元にも及ばない人類史上最も永続的に安定する社会主義国家が生まれそうな気がします。社会モデルの理論に従った国家が結局破綻してしまうのは構成員である人間の側に理論に収まらない部分があるわけで、構成員がロボットやアリ、ハチのような存在なら外因がないかぎり相当に安定したものになりそうです。
未帰還で作戦行動中の旧日本兵というのは太平洋戦争中のスローガン(モットーとか標語)であった滅私奉公を体現した存在ですね。国際社会の中での日本の立場を微妙にしそうな要素がまたしても・・・。