5巻「何かが街にやって来る」まで読みました。このところコミックは諸星大二郎ものばかり読んでいます。「西遊妖猿伝」は以前、15巻まで読んでいてつい最近16巻で一応、終わっていることを知りました。「諸怪誌異シリーズ」も3巻の「鬼市」が出ていたことを最近、やっと知りました。
「栞と紙魚子シリーズ」は出ていることは知っていましたが、ちゃんと読んだのは今回が初めてです。長姫、ゼノ奥さん、段一知の奥さん、クトルーちゃん。奇妙で魅力的です。顔の大きな奥さんを初めて見たとき映画「妖怪百物語」の大首みたいでインパクトがありました。屋根の上、壁の向こう、ビルの窓の向こうから覗く大きな顔がファンタスティック。
そうそう、いまだから言えますが・・・新潟中越地震で壊滅して一時、孤立した山古志村のニュースを初めて聞いたとき、ラヴクラフトの「ダンウィッチの怪」を連想しました・・・