Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

電池「膨らんだリチウムイオン電池を家庭で処理してみる」(なるべく真似しないで(^^;)) 更新:20240705

ラジオで使っているリチウムイオン電池が充電直後でもすぐに電源OFFになってしまうし膨らんで裏蓋が閉まらなくなってきたので、今日から2週間塩水に浸けてから破壊処理してみようと思います。

これなんですけど、2022年5月に購入しました。すぐに予備としてBL-5C互換電池と充電器のセットを2022年5月に購入。互換電池の方は半年後に膨らんでしまって裏蓋を閉めることができなくなったので、適当な容器に入れて今日まで放置してました。

「BL-5C互換電池」上:ラジオ本体付属、下:ROWA

ラジオ本体に付属してた電池もついに膨らんでしまって裏蓋を閉めることができなくなったので、互換電池といっしょに塩水につけて処理することにしました。

「BL-5C互換電池」上:ROWA製、下:ラジオ本体付属

現在は、別途購入したROWA製BL-5C互換電池を使ってます。

これも昨年11月ころに買って半年使ってますけど、過放電にならないようにラジオ付けっぱなしは避けてきたのでまだ膨らんでいないです。もう少し保つかなと思いますけど、予備を買っておこうと思います。
ラジオ本体の方にも電池の方にも過放電防止の仕組みはないようなので、電源が自然にOFFになるような付けっぱなしの使い方だとすぐに電池が膨らんで使い物にならなくなると思います。

互換電池の商品説明には過放電防止があるとなっていますが、実際には実装されて無いか・・・あるいはこのラジオの場合は?防止の仕組みが働かないのかも知れません。


過放電を避けてこまめに充電と電源OFFすれば、これもそれなりに長持ちするんじゃないかな?かな?


ただの水でも完全放電は可能かもしれませんが、いちおう2週間という期限を付けて試してみたいので塩を入れてみます。電極のイオン化促進と腐食(酸化)の効果があるかも。

腐食(酸化)で生じるサビによる最終的な絶縁と各種パーツの脆弱化に期待してます。

例えば、スマホを水没させた・・・といっても淡水に落とした場合と海水に落とした場合では修復の厄介さは違うでしょうからね。


2Lのペットボトルをホットナイフでカットして容器を作って、塩ひとさじ2.5g?に水道水1.2Lくらい適当に作った塩水に入れて浴室に放置。古い浴室でセメントむき出しの部分があるのでそこにおいてます。脱衣所には元から火災報知器もあるし浴室なら何かあった時に水も大量に使えるので。換気扇で、消極的ですが換気もできますし。

最悪、サンドブラスト用に買った砂も防火に使えると聞いてます。アルミナですけど・・・テルミット反応はないでしょ(^^;)

2週間後に穴を開けたりして破壊してみます。


塩水に浸けて2時間経過後に様子を見たら、泡と茶色や青緑色、白っぽい色のモヤモヤした沈殿物がありました。泡は少しずつですけど見ている間にも出続けています。

塩水浸水2時間後

これは・・・多分有害物質を含んだ廃液・・・扱いになるのか?・・・紙に濾し取って可燃物や不燃物として捨てていいものなのか?いやダメっぽいかな?


直後の写真がないですが、水中の汚れは浸水後に電池から出たものです。ペットボトルの下は浴槽の樹脂製のカバーで汚れはないですし、水も水道水に塩を入れただけの透明できれいな状態でした。


もしかしたら最終的に業者にお金を払って引き取ってもらわなければならないかも知れないですね。処理のコストにもよるけど、多分「万」単位だろうから、ある程度廃液を溜めてからでないと。

役所に相談してみるしかないですね。


4時間経過して、2時間経過の時点とそう変わりなく、出てきた量は今のところわずかです。で、色々出てきたのはROWAの互換電池の方でした。本体付属の電池の方が膨らみ方はひどかったんですけどまだ泡くらいしか出てこないですね。


リチウムイオン充電池の中身、塩水で中和・無害化できる類の化学的特性だったらいいな・・・

20240705

自分でやっておいて「真似しないで」って・・・恐縮ですが、そう言っておくしかないので悪しからず(^^;)

結果どうなるかはまだ分かってないことでもありますし。

また、浸水2週間後に破壊するつもりでいましたが、しっかり乾燥させたいので浸水完了後1ヶ月間、放置したいと思います。