Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

電池「アルカリ乾電池の充電?」 更新:20240721

Youtube上でも通常充電できない(充電してはいけない)とされている使い捨てアルカリ乾電池に色んな方法で充電を試す動画があります。最近だと・・・

youtu.be
youtu.be

などですが、容量回復するかどうかはともかく、充電時と同様にセットして電圧を一時的に上げるだけなら、XTARやZanflareの充電器でもできます。

この場合、充電器側はニッケル水素充電池とみなして充電を始めます。

例えば、1.3Vまで使用したアルカリ乾電池(アイリスオーヤマ BIGCAPA PRIME)をXTAR VC2SLで充電すると、500mAから140mA程度まで電流を細かく変えながら約170mAhほど充電したものとして20分ほどで充電完了になりました。

直後の電圧はだいたい1.6-1.7Vですが、そのまま放置すると翌日には1.5V、2日目以降には1.47-1.5V程度になります。


同様に、1.3Vになるまで使用したアルカリ乾電池(オーム電機 Vアルカリ乾電池)XTAR VC2SLで充電すると、500mAから140mA程度まで電流を細かく変えながら約280mAhほど充電したものとして60分ほどで充電完了になりました。

これも直後の電圧は1.7Vですが、そのまま放置すれば1.4-1.5V程度になると思います。

どちらのアルカリ乾電池も新品未使用の状態での電圧は1.6-1.7Vあります。


これは上記の実験、検証動画で行われているのと違い、充電とは言えないのかも知れないです。「XTAR VC2SL」のメーターだと充電完了扱いになるまでずっとNi-MHでの上限1.55Vのままでしたが、完了(終了)直後は1.7Vなので、Ni-MH扱いの充電動作は電池の電圧が1.7Vで自動的に終了するのかも知れません。


しかし、一時的に1.7Vになったからといって未使用状態と同じ状態になったわけではないし、未使用の乾電池と同じく1600-2000mAh程度使えるようになったわけではないですね。これでは容量を復活させたことにはならないですよね。(「XTAR VC2SL」など通常の充電器を使って試した場合)


充電池も使い捨て乾電池も容量というのはわかりやすさを考えた便宜上の捉え方で、マイナス極に存在する電子の量で計られる電圧とマイナス極の物質がマイナスイオンを放出する化学反応の起こりやすさや反応の余地が電池の残量と言えるんだと思います。


市販の電池の残量チェッカーは電圧しか測定していないしそれが目安になるのも事実です。電池で動く機器も電圧が必要充分であれば、その電池がどれだけ長い間使用されてきたかどれだけ中身が消耗しているかは関係なく一応は動くからですね。どれだけ動き続けるかは別の話ですが。

よほど必要に駆られた時には消耗した使い捨て乾電池の出力電圧を一時的に上げて使うのもありかと思いますが、いつまで機器を正常動作させられるかの信頼性は諦めなければならないのではないでしょうか。


使い捨て乾電池を充電する危険性というのは、内部で絶縁破壊が起きたり水素ガスが発生して破裂、圧力上昇で隙間ができて液漏れが起きるなどあり、特に内部の強アルカリ性の液体、水酸化カリウム溶液の危険性はこちらの動画が分かりやすいです。
youtu.be


充電?しても即座に破裂するようなことはありませんでしたが、危険を冒してまで得られるメリットは無いのではないかと思いました。

使い捨て乾電池は充電できないのではなくて、充電しても容量を新品のように回復することは出来ないし、危険性があるので充電するべきではない、ですよね。

個人的には高電圧のニッケル亜鉛充電池がお気に入りです。

2022年12月から使ってますがトラブルは今のところ無いですし、ヘビーユースでは無いせいもあってか充電不可能になったものはまだありません。


ニッケル亜鉛充電池の電圧は充電器で満充電にした直後は1.8-2.0V近いですが、使い始めると1.6V辺りに落ちるし通常1.6V近辺です。

1.6Vというのは新品未使用のアルカリ乾電池とほぼ同じです。アルカリ乾電池の方は未使用新品で1.6-1.7V、使い始めると1.5V辺りに落ちるし通常1.5V近辺です。

なのでアルカリ乾電池で動作する機器を1.6Vで動作させるのは問題ないと思います。常時新品のアルカリ乾電池で動作させるようなものですし。

20240721

上記のニッケル亜鉛充電池ですが、実際に測ってみると充電直後ではなく機器使用中でも1.8Vくらいですね。まぁ、特に問題は起きてないです。基本的にモーター駆動のハンディ掃除機や電動ドライバー、100灯UVライトなどで使っています。



先日、単3乾電池4本使用の置き型時計で電池切れの兆候(秒針がピクピク)があったので、電池の電圧を測ってみたら2本は1.2V、2本は1.6Vでした。

取扱説明書には4本全部同時に交換することを推奨していますが・・・1.2Vの2本をXTAR VC2SLで充電して戻しました。どこまで使えるか・・・

それにしても、電池の消耗の偏りが気になります。4本全て並列接続で使われていたんですけど。

電池を全部交換して使えそうなものまで廃棄するのはもったいない・・・せめて電圧をチェックして使えるものはそのまま使うべきかなと。



また、PCで使っているワイヤレスマウスのLEDが赤点滅になったので、電圧を測ると、1.13Vでした。これもXTAR VC2SLで充電すると・・・途中充電電流が900mA以上になっていました。約290mAh充電後に充電完了になりました。充電直後の電圧は1.4V。

ワイヤレスマウスに戻して、いまのところ普通に使えています。

危険性はあるものの、普通のマルチ充電器でアルカリ乾電池の使用期間を伸ばせるのは確かですね。推奨はしませんが、節約が趣味になっている人には有益かも知れないですね。