Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

トイガン「ZURU X-SHOT クールストライカーレッド ホークアイスコープ」(国内販売:バンダイナムコ) 更新:20230714

これ買ったのは今年3月頃ですが、今日開封しました。

中折式弾込め単発のスナイパーライフルスタイル。

コッキングはフォアエンドを引きます。トリガーを引くとストックのようなパーツが動きます。

単発だから威力があるかと思ったら・・・全然ダメ(^^;)まっすぐにも飛ばないし・・・

クイックスライドで約3.5m先の金属ターゲットを撃った後でこれを使ってみたんですが・・・もう、がっかり・・・ナニコレ

ハンドガンのクイックスライドより飛ばないし命中精度も悪い・・・ハァ?

20230626

ホークアイスコープもこのままでは産廃なので、どうにかできないかと試してみることにしました。

分解してまず目についた空気弁を除去しました。リジェネレーターやクイックスライドとは別の仕組みでしたが、X-SHOTの開発者は空気弁にこだわるんですねぇ。

20230626「X-SHOTホークアイ改造」_1

代わりに中にブチルゴムシートを直径約27.5mmで切り出して、プランジャーにグリスを塗って密着する部分の目安を付けてエアが抜ける部分(今回も約20mmでした)をカッターでくり抜いてプランジャー・チューブの中に入れました。

そして、トリガーを引くと動くだけのストックを排除。スコープも現状のままでは役に立たないので排除。

スプリングは応急で線径:1.2mm、外径:20mm、内径:17.6mmのスプリングを60mmにカットして座付き加工をして、元のスプリング、線径:1.4-1.5mm?、外径:約25mm、内径:約22mm、長さ:約70mmと2本組にしました。

20230626「X-SHOTホークアイ改造」_2

少しは勢いがついて弾道が伸びたかな?

しかし、インナーバレルが無いので先込めでこんな状態で発射してるのと同じなんで、弾道は期待できないんですよね。

20230626「X-SHOTホークアイ改造」_3

それでもこの状態で発射するより、前方のフォアエンドがある飾りの延長バレルを戻して発射する方が着弾点を予想しやすいんですよね。ガバガバの延長バレルでも少しは影響があるということなのかな・・・

ちゃんとしたインナーバレルを付けてやらないと。

試しにX-SHOT弾を装填した状態で、いつも使っている外径:16mm、内径:14mm、長さ:300mmのアルミのバレルを前から差し込んでX-SHOT弾に被せて発射すると・・・詰まります。300mmでは長過ぎるようです。


50mmにカットしたX-SHOT弾はいい感じに飛びますねぇ。

20230627

インナーバレルとアウターバレルをどうするか、希望はあるんですけどうまくいくかどうか・・・

今日のところはスプリングを強化した場合に破損しそうな箇所にエポパテを充填したり塗布したり。エポパテと言ってもいま手許にあるのは「J.B.Weld」しかないのでそれを使いました。

フレーム後部はモナカ構造ですが左右非対称で「J.B.Weld」を使える箇所も限られているので気休め程度かもしれません。もっと弾性のあるエポパテの方が良さそうでもあるし。


Youtubeにある海外ユーザーの改造例はいくつか見ました。3Dプリンターがあれば思い通りにできるかもしれないですねぇ。

私は、今回もローテクで行きますけど。日本のJIS規格?の水道管、ガス管って、13mmとか16mmとか都合がいいんですよね。

13mmはナーフエリート系、16mmはナーフウルトラ系だし。

20230628

インナーバレルを前部に固定する仕掛けは出来ました。

20230628「X-SHOTホークアイ改造」_2
20230628「X-SHOTホークアイ改造」_3

VP16の塩ビ管をノズルに近い方のインナーバレル固定用に、マズルに近い方の固定は「やわらかプラスチック」でインナーバレルと外装の間を充填してスペーサーにしてます。

いま仮に装着しているインナーバレルはまだ内径:14mmで長さが300mmのものですが、X-SHOT弾は銃口まで届かず(^^;)ナーフエリート互換弾も4m届かず。

20230628「X-SHOTホークアイ改造」_1

現在の全体像はこんな感じですが、注文してある内径:14.2mmのアルミパイプが来たら短くカットして使ってみます。  

20230630

外径:16mm、内径:14.2mmのアルミパイプをカットしてインナーバレルとして使いました。オレンジ色のノズルの先端とぴったり合うように基部のVP16の塩ビ管の中で約11mmずらしてあります。

マズル方向の先端はマズルカバーの縁にほぼ合わせた長さにしてます。固定は基部のVP16の塩ビ管にブチルゴムテープを巻いてから差し込んでさらに動かないようにブチルゴムテープを巻いてます。さらにマズルカバー部分でもブチルゴムテープを巻いて隙間を埋めており、その少し後ろで「やわらかプラスチック」を充填してスペーサーにしてます。

20230630「X-SHOTホークアイスコープ改造」_1

フルサイズのX-SHOT弾はオレンジ色のノズルに装填するとバレルをもとに戻すときにVP16の の塩ビ管にぶつかってへし折れるので、マズルから落とし込んで棒でノズルに押し込んで装填する完全先込め式w

56mmにカットしたX-SHOT弾ならノズルに装填してもぶつからないので中折式ブレイクオープンを楽しみたい場合は56mmのX-SHOT弾を使います。

ショートダーツと同じ37mmにカットした場合は、射出の勢いが足りずルーズバレルなのでションベン弾になり4m先に届きません。

フルサイズと56mmのX-SHOT弾に関しては、多分、改造により弾道が安定しました。

初速もおそらく上がったので4m先への弾道が安定してるんだと思います。

あとは・・・注文してある線径:1.6mmのスプリングが来月届いたら仕込みますが、初速がどうなるか・・・。

20230701

実用的かどうか別として・・・ブレイクオープンだし、改造ネタとしてはありですよね。

20230701「X-SHOTホークアイスコープ」_ネタ

20230714

AliExpressで注文した線径:1.6mm、外径:25.0mm、内径:21.8mm、長さ:70mmのスプリングが7/3に届いていたので、今日、使ってみようとしたんですが・・・元のスプリング線径:1.5mm、外径:25mm、内径:22mm、長さ70mmのものと較べて手で圧縮した感触が弱い。

「上:線径:1.6mm、下:線径:1.5mm」

多分、ダメだろうと思いつつ外径:16mm、内径:14.2mmのルーズバレルと合わせて使ってみましたが・・・ションベン弾で初速も10-13m/s台。

これじゃどうにも・・・そこで元のスプリングと2本合わせて使ってみようかと2本重ねにしたんですが、巻の間隔が微妙に違っていてシアがかからない・・・この「X-SHOTホークアイスコープ」のシアってプランジャーのアーム部分に上からスプリングで押されているパーツの一部が入り込んでロックするんですが、スプリングの巻の間隔が狭くなりすぎてこのパーツが入り込めないのでシアがかかりません。

20230714「X-SHOTホークアイスコープ」_2

仕方ないので・・・予備に買っておいた「X-SHOTホークアイスコープ」を・・・

まず、この予備を無改造の状態で初速測定すると、22.2-24.6m/s。

これを分解してスプリングを取り出して2本重ねにします。本体はスプリングが当たるところなどを「J.B.Weld」で強化した改造済みのフレームにして、やはりダメージが心配なので空気弁が残ってる予備の方からプランジャーチューブやノズルなど持ってきて、予備の方の無改造のバレルと合わせて組み立てました。

20230714「X-SHOTホークアイスコープ」_3 線径:1.5mmの2本重ね
20230714「X-SHOTホークアイスコープ」_4
20230714「X-SHOTホークアイスコープ」_5

そして、初速測定すると、28.4-32.7m/s。ほぼ30m/s以上でした。外径:16mm、内径:14.2mmのルーズバレルは完全に失敗だったので、もうこれでいいかな・・・と。


ちなみに余ったパーツに線径:1.6mmのスプリングを入れて組み立てましたが、一度シアがかかって普通に撃てましたが二度目のコッキングでシアがかかりませんでした。巻数というか巻の間隔が違うとシアがかからないというのは初めてのケースです。そもそもスプリングの隙間のあんなところにシアがかかる方がおかしい(^^;)