Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

100%共にある

ペンス副大統領は今回日米の経済関係について話に来たわけで、ついでに最近の北朝鮮の脅威について「米国は100%日本と共にある」とトランプ大統領の言葉を繰り返したわけですが・・・これを喜べる人は相当な脳天気ではないかと。


日本が専守防衛のための自衛隊という、名目上軍隊ではない武装組織を持っていても、安全保障をアメリカの軍事力に託しているとしてもアメリカの敵から見たらNATO軍加盟国同様の軍事同盟に見えても当然でしょう。


しかも「100%共にある」一蓮托生ってやつです。イラク侵攻(小泉)のときも、シリア空爆(安倍)のときも真っ先に首相がアメリカの軍事行動を支持する国ですし。


おまけにカール・ビンソン、北朝鮮近海に向かっていると思われていたのが実ははるか遠くの南洋にいたとか・・・笑える。いや、逆に私はちょっと安心しました。


トランプ政権、非常に不安に思っていましたが気違いではなかった(^^;)金正恩も気違いではなかった(^^;)


まだ予断はできませんが、現時点では交渉は可能かも。ただ、核保有は認めざるをえないかも。


かつて勝手に核保有国になることを宣言して、それを外圧に拠って取り消させることができた例がない・・・南アフリカは独自に判断を下した・・・ことを考えると、北朝鮮の核保有を認めて核不拡散条約に再加盟を促すくらいしかできないかも。


その先には当然韓国の核保有も・・・日本は・・・非核三原則は堅持して欲しいけどアメリカが核兵器持ち込みを宣言してもいいかも(^^;)実際には無くてもいい、そう思わせるだけで。


北朝鮮側には核兵器は使ったら終わりという使えない兵器だという認識があるかどうかは分かりませんが、核兵器を戦争に使った愚かな国はアメリカで最後にして欲しい。


ついでに言うなら・・・今頃北朝鮮に対して軍事行動を起こすぐらいならもっと前にすべきだった・・・おそらくオバマ大統領の北朝鮮政策は今後これまで以上に批判の対象になるでしょうねぇ。結果論かもしれませんが。